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27日に開幕するプロ野球。昨年、日本シリーズで敗れた阪神は、京セラドームの中日戦から2015年の公式戦をスタートさせる。だが、現場では、和田豊監督の「こだわり」がアダとなり、早期に「“終戦”を迎えるのでは?」という話が上がっている。
2月のキャンプでもさほど話題に上らず「人気球団にもかかわらず、スポーツニュースでも割かれた時間は少なかった」(スポーツ紙プロ野球デスク)という阪神。
「話題にならなかった最大の要因は、ことごとくFAでの補強に失敗したこと。米メジャーリーグ移籍も取り沙汰された鳥谷敬には5年で20億円という大金をはたいて残留させたが、それがなかったら、今ごろ大変なことになっていた」(同)
キャンプでは新人野手の江越大賀、投手では石崎剛が芽を出し、開幕一軍に名を連ねる。若虎とベテランの戦力がうまく融合すれば、10年ぶりのリーグVも見えてこようものだが、ここへきて暗雲が立ち込めてきている。
「和田監督は開幕に西岡剛をスタメン起用すると明言している。ですが、西岡は昨秋、肘を手術したばかり。しかも、本職のセカンドではなくサードにコンバートした上での起用。一部では『3番で起用するから、サードで頼む』と指揮官がお願いした、とまでいわれています」(同)
となれば、調子が良かろうが悪かろうが、西岡を動かすのは至難の業。ここに弱点がある。
「使えない西岡をクリーンアップに据えた時点で、ほかの選手の士気は下がっていますよ。チームとしても、チャンスで西岡が凡退して、開幕ダッシュに失敗する可能性もある。和田監督は1年契約で、優勝以外はクビか退任が基本路線。夏を迎える前に、話題は新監督人選に移っているかもしれませんね」(同)
「西岡と心中」といえばそれまでだが、チームの雰囲気が一気に悪くなっているのは事実のようだ。