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2015年6月ころの市販開始に向けて、先行商談の予約が始まるなど動きを見せ始めたマツダの新型ロードスター。価格やスペックといった数字も詳細に発表されています。
そのスペックで注目されているのが車両重量です。もっともベーシックなグレードでは990kgとオープン2シーターとしては驚くほど軽量。安全装備などで重くなりがちな昨今のモデルとしても、その軽さは際立っています。
では、そうした軽量ボディは、どのように実現したのでしょうか。その秘密は、大きく3つにわけることができます。
ひとつ目は「ボディのコンパクト化」です。
先代モデルと比べて全長で105mmも短くしたボディは、それだけで十分に軽量化につながります。また、タイヤもサイズダウンしているので、タイヤ・ホイールの重量も抑えることができていますし、ホイールを支えるハブボルトも4本(先代モデルは5本)に減らすことができたといいます。
さらにボディが軽くなったことで、十分な制動性能を確保しながら、ブレーキもサイズダウンすることができたのも、軽量ボディにつながっているのです。
足回り系でも、サスペンションにアルミ製パーツを多用するなどして、全体で25kg以上も軽く仕上げているということです。
●新型ロードスターS 主要スペック
型式:DBA-ND5RC
全長:3915mm
全幅:1735mm
全高:1235mm
ホイールベース:2315mm
車両重量:990kg
乗車定員:2名
エンジン形式:SKYACTIV-G 1.5 直噴ガソリン
最高出力:96kW(131PS)/7000rpm
最大トルク:150Nm(15.3kg-m)/4800rpm
変速装置:6速MT
燃料消費率:17.2km/L(JC08モード)
タイヤサイズ:195/50R16
ボディサイズだけでなく、エンジン排気量も小さくなっているのが新型ロードスターの特徴。歴代モデルとしては最小となる1.5リッターエンジンを積んでいます。
これにより、エンジンとその周辺で20kg以上の軽量化につながったということです。さらに、エンジン排気量を小さくするということは、そのトルクも小さくなります。
出力トルクが小さくなれば、トランスミッションやディファレンシャルといった駆動系に要求される強度も低くなり、結果として各部品の薄肉化などが可能になります。FR専用の6速MTも小型化・軽量化を考慮して新開発されています。トータルで、駆動系でも20kg近いダイエットができたといいます。…