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フィリップモリスインターナショナルは、主力製品の「Marlboro(マールボロ)」のパッケージデザインを約60年ぶりに刷新した。同社日本法人でアシスタント・ブランド・マネジャーの岩田幸純氏は9日に行ったPRイベントで、「日本は世界に先駆けてフルラインナップを一新し、シェア拡大を図りたい」と述べた。
【フォト】デザイン刷新したマールボロを手にするキャンペーンガール
段階的に進める今回の刷新では、シンプル化と大胆なデザインの導入を両立。高品質を引き立たせるため、パッケージはソフトな触感と鮮やかな色合いに変更していく。また、一部銘柄には新開発のフィルターを採用し、一口目から最後まで一貫した味わいを実現したという。
同社では2010年からブランドイメージの向上などを目的とし、「歴史、リーダーシップ、自由、男らしさ」などをキーワードにグローバルキャンペーンを展開。日本市場でも14年に本腰を入れ、独自に行った調査では、競合他社の製品を愛煙する成人喫煙者から「マールボロの購入意欲を飛躍的に向上する結果を得た」としている。
これを踏まえて同社は今年、デザイン一新などで「進化したマールボロ」を前面に打ち出す日本発のプロモーション「クロス・オーバー」を世界展開。今夏には北米で成人喫煙者が2000キロを移動する体験型イベントを計画するなど、「真のリピーターを獲得するブランド戦略を推進していく」(マーケティング・ディレクターのアンドレアス・モーゼル氏)としている。