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川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学1年上村遼太さん(13)の遺体が見つかった事件で、上村さんのものとみられる衣服が焼かれた公衆トイレがある公園の近くで、上村さんの自転車が見つかっていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警捜査1課などは、逮捕された少年らが河川敷から持ち去ったとみている。
捜査関係者によると、自転車は殺人容疑で逮捕された自称無職の少年(17)の供述に基づき発見された。公園の近くに放置されていたという。
少年はリーダー格の少年(18)の指示で、コンビニでライター用のオイルを買って上村さんの衣服や靴を焼いたと供述。「自転車は途中で乗り捨てた」と説明したという。
河川敷付近の防犯カメラには事件があった2月20日午前2時ごろより前、河川敷に向かう4人の人物が写っており、うち2人は自転車を1台ずつ押していた。同2時以降の映像には自転車2台と3人が写っていた。
県警は2月28日の家宅捜索で、リーダー格の少年宅から自転車1台を押収している。