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下村文部科学大臣の秘書官が作成した入金リスト。大臣を支援する団体ごとに納められた金額が書かれているんですが、「年会費一覧表」というタイトルがついています。民主党は、12日の国会で「寄付」ではなく「年会費」なら、政治資金規正法に違反する可能性があると追及を強めました。
「2月13日の夕方、下村大臣と栄秘書官が同席のもとにですね、大臣室に『博友会』の幹部が集まったときに配布をされた8枚の文書というのがあります」(民主党 大西健介 衆院議員)
民主党の大西議員が12日の国会で示した8枚の文書。先月13日に下村大臣を支援する任意団体「博友会」の幹部が集まった会合で配られたもので、その内1枚には「年会費納入一覧表」というタイトルで「博友会」の関係者が納入した金額がまとめられています。
「栄秘書官がこれは作成されて配ったということで、よろしいでしょうか」(民主党 大西健介 衆院議員)
「栄秘書官が作ったものであります」(下村博文 文部科学相)
下村氏は、この資料を作ったのは自らの秘書官だと認めました。下村氏は、これまで「博友会」の会員に「寄付」の依頼をし、一部の会員から「寄付」を受けたことは何ら問題ないと説明してきました。しかし、12日、民主党が示した資料には「寄付」ではなく「年会費」と書かれています。
「“年会費”というのは“寄付”のことですが、今まで任意の『博友会』の方々が、“年会費”という言い方をしていたものですから、とりあえず、あれですけど、これは“寄付”で」(下村博文 文部科学相)
「まさに“年会費”は“寄付”だって、ご自身でお認めになっているし、“会費”の徴収というのは、まさに会運営そのものでありますけれども、ここに下村事務所が深く関与していることを証明するこれは動かぬ証拠だと思います」(民主党 大西健介 衆院議員)
大西議員は、「博友会」は実質的には政治団体で、政治資金規正法の届け出義務に違反する可能性があると指摘。「これ以上、職にとどまるべきではない」と迫りました。しかし、下村氏は「寄付としてちゃんと届け出ている」などと反論して、辞任を否定しています。(12日16:58)