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海岸を捜索する宮城県警石巻署員ら=11日午前、宮城県石巻市
東日本大震災から4年となった11日、東北地方の海岸で、県警や消防団による行方不明者の一斉捜索が行われた。
管内で500人以上の行方不明者がいる宮城県警石巻署は、東北大の佐藤源之教授らの協力の下、地中レーダーを活用した捜索を実施。石巻市渡波の砂浜で、レーダーの反応があった部分を署員ら約30人が掘り返し、手掛かりを探した。
県警警備課の千葉稔災害対策室長は「年月がたち困難な状況だが、震災当時と同じ気持ちで、少しでも行方不明者につながる物が見つかるよう取り組む」と話した。
行方不明者の一斉捜索をする消防団員。奥は東京電力福島第1原発の排気筒など=11日午前、福島県浪江町
行方不明者が30人を超える福島県浪江町では、被害の大きかった請戸地区を中心に、警察官ら計約290人が捜索。地区の消防団員門間成郎さん(37)は「行方不明者の1人に同僚の団員がいる。震災から4年がたち、見つけられる可能性は少ないが、早く家族に会わせてあげたい」と語った。