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制限区域への不法侵入を想定し、成田国際空港会社や千葉県警などが合同で実施した訓練=12日午後、成田空港
成田空港で12日、ハイジャックやテロ防止のため保安検査を受けなければ立ち入ることのできない「制限区域」に不法侵入があったことを想定した訓練が行われ、成田国際空港会社と千葉県警、東京入管などから約60人が参加した。
訓練は2004年、羽田空港で不審者が制限区域内に立ち入ったことを機に毎年行われているが、今回初めて、到着した旅客が別の航空機に乗り継ぐ際、改めて検査を受ける「乗り継ぎ検査場」を舞台に実施。金属探知機が反応したため、詳しい検査を行おうとした検査員の制止を振り切り、男が侵入した想定で、応援に駆け付けた警察官が男を取り押さえるまでの手順を本番さながらに確認した。
9日には那覇空港で、航空機を乗り継ごうとした外国人旅客が、必要な保安検査を受けずに出発待ち区域に戻り、安全確保のため出発客全員が再び検査を受けなければならなくなった。空港会社の保安担当者は「こうした場合、一般のお客さまにもご迷惑がかかる」とした上で、「警察や入管などと連携した訓練が重要だ」と話した。