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仕事で英語を使用する人の半数以上は日本国内で習得していたことが、アルク教育総合研究所の「英語教育実態レポート」からわかった。仕事で英語を使う職種は内勤系に多く、6割以上の人は週1回以上の頻度で学習を続けている。
調査は20歳から59歳の男女を対象に、インターネット調査で実施。過去1年間に仕事で英語を使い、2年以内に取得したTOEICスコアを申告できる日本人825人(実態グループ)と、日本の人口構成などに応じて抽出された有職者416人(一般グループ)に分け、実態と世間のイメージとの比較も行った。
実態グループにどのような学習経験を経て英語力を身につけたかを聞くと、57.6%が「日本国内で英語を習得した」と回答。ついで「英語圏で1年以上留学を経験」と「英語圏で海外勤務を経験」(ともに13.7%)が続いた。TOEICスコア別の割合をみると、860点以上は「英語圏で1年以上留学」の38.2%がもっとも多く、ついで「国内で英語を習得」32.1%、「英語圏で海外勤務を経験」21.8%だった。「国内で英語を習得」層では、高スコアほど割合が低い傾向にある。
英語を使って仕事をしている人の学習頻度でもっとも多いのは、「週に数回」の28.1%。「週1回程度」「ほぼ毎日」とあわせると、6割以上は週1回以上の学習を続けていることになる。仕事での英語使用場面について聞くと、「メールを書く」77.8%、「電話で話をする」61.2%などが多かった。特にメールはTOEICスコア層に関わらず、高い割合で使用していた。
実態グループに英語を使って仕事をしている人の職種を聞くと、「技術職」「企画・営業・マーケティング」「総務・人事」などが上位となっており、いわゆる内勤系に多い。一般グループがイメージする職種は「海外営業・事業」「通訳職」「翻訳職」などが上位で、実態との差がみられた。