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楽天リサーチはこのほど、北陸新幹線開業に関するアンケート調査をインターネット上で実施し、その結果を公表した。開業を機に北陸へ旅行に行きたいと考える人が約60%にのぼるなど、開業への期待が高まりつつある現状を反映した結果となっている。
北陸新幹線長野~金沢間は3月14日開業
調査は2月10~12日の3日間、楽天リサーチの登録モニターの中から、全国の20~60代の男女1,000人を対象に実施。このうち、北陸3県(富山・石川・福井)を旅行で一度も訪れたことがない人は約半数に。北陸新幹線開通については8割以上が知っていたが、このうち5割は、「開通は知っているが開通する駅区間までは知らない」とする人だった。
開業後に行ってみたい北陸新幹線沿線付近の観光スポットを尋ねたところ、「兼六園」「黒部ダム」「白川郷合掌造り集落」がトップ3を占めた。旅行に行く場合の期間としては、2泊3日を想定する人が半数を占めたという。
北陸新幹線開業をきっかけに最もしてみたいことを尋ねる質問では、「北陸新幹線への乗車」との答えが17.9%で最も多かった。以下、「温泉を堪能する」(16.0%)、「ご当地料理を食べる」(12.8%)、「観光スポットをめぐる」(12.6%)と続いた。
新幹線の設備やサービスで重要視するポイントは、1位「乗り心地の良さ」(54.2%)、2位「安全性」(44.2%)、3位「座席の広さ」(35.4%)。他の選択肢のうち、「乗務員のサービスの良さ」「駅弁」「車内販売」「プレミアムシート」の4項目は40代女性の支持が最も多かった。「電源コンセントの配備」を重要と考える年代は20代が最も多く、年代が上がるにつれて重要と考える割合が下がることがわかった。