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白血病患者の将来の妊娠・出産に備え、卵子を凍結保存する大規模な臨床研究に取り組む民間不妊治療施設の学術団体「日本A―PART」(理事長=神谷博文・神谷レディースクリニック理事長)が、過去8年間で154人の卵子を凍結保存し、出産に至ったのは2人だったとの報告を19日までにまとめた。
白血病患者の卵子凍結保存、治療後の出産に関する詳細なデータが示されるのは初めて。
卵子の凍結技術は、抗がん剤や放射線治療によって卵巣が傷つき、子どもができなくなる可能性があるがん患者にとって、将来の出産につながる希望となっている。