3月20日、アクサ生命保険と、 日本生命保険は業務提携について合意したことを発表した。日本生命はアクサ生命に対して2015年3月末までに約1％の出資をする予定だ。
　
　　両社は、これまで様々な場面で交流・ 意見交換などを行い、両社の信頼関係の礎を構築してきた。今回の業務提携及び出資は、両社の協力関係をより深め、長期にわたり有益なパートナーシップを構築していくことを主な目的としている。
　
　　また、両社は引受保険会社をアクサ生命とする限定告知型終身医療保険の新商品「メディ・アン（Medi-AxN）」を共同開発した。本商品は、日本生命の営業職員をはじめとしたフェイス・トゥ・フェイスチャネルを通じて販売される。6月からニッセイ・ライフプラザで販売が開始され、8月から日本生命の全国の営業職員にも拡大される。
　
　　アクサ生命が属するAXA グループは世界59ヶ国で15万7000人の従業員を擁し、1億300万人の顧客を持つ、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーだ。国際会計基準に基づく2014年度通期の売上は920億ユーロ、基本利益は51億ユーロ、2014年12月31日時点における運用資産総額は1兆2770億ユーロにのぼる。
　
　　日本生命保険は、3月20日に「新3ヶ年経営計画について～“大切な人を想う”のいちばん近くで。～」を発表、この経営計画の中でインフラ領域や新興国向け投資など、成長・新規領域へ、今後3年から5年かけて1兆円の投資を行うとしていた。（ZUU online 編集部）