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日立「CrystEna」を使用株式会社日立製作所の地域統括会社である日立アメリカ社とDemansys Energy,Inc.(以下ディマンシス社)は2月26日、日立のコンパクトな1MWコンテナ型蓄電システム「CrystEna」(*1)を使ったリチウムイオン蓄電システムの設置および試運転を完了し、ニュージャージー州サマーデールにおいて、実証プロジェクトを本格的に開始したと発表した。
ディマンシス社はコネチカット州およびニューヨーク州トロイに拠点を置くスマートグリッドテクノロジー企業である。
日立が提供する蓄電システムCrystEnaはコンパクトなコンテナ型で、リチウムイオンバッテリーやパワーコンディショナー(PCS)、バッテリー管理システム、冷却装置、火災消火システムがすべて12mクラスの運送コンテナの中に収められており、今回のプロジェクトが北米で初めての導入例となる。
大規模適用を目的に両社は2014年、周波数調整市場およびキャパシティー市場において、日立の「CrystEna」を活用した実証プロジェクトを推進することに合意し、ディマンシス社が、ニュージャージー州サマーデールに日立の「CrystEna」を設置し、実証試験全体を取りまとめることとなった。
同プロジェクトは米国最大の独立系統運用機関であるPJM実証が進められているキャパシティー市場と、PJMが運営する周波数調整市場において、今後2年間にわたる運用データを収集し、蓄電システムの電力系統における安定化に対する有効性を検証する。
さらには米国のアンシラリー市場における蓄電システムの大規模適用を目的として、実際の電力取引を通じ、蓄電システムの性能評価と信頼性、有効性の検証を行うということだ。
(画像はプレスリリースより)
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