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植物の茎が真っすぐ伸びるために必要な遺伝子を発見したと、京都大大学院理学研究科の西村いくこ教授らの研究グループが23日、発表した。論文は英科学誌ネイチャー・プランツ電子版に掲載された。
植物は日当たりなど環境の変化に応じ、茎を曲げて生育に有利な形に成長する。通常は真っすぐな形を維持し、曲がった後も元に戻る仕組みは解明されていなかった。
研究グループは、茎の細胞内にあるタンパク質でできた「ミオシン」という遺伝子に着目。遺伝子操作でミオシンを壊したシロイヌナズナの茎は、真っすぐに成長できず、光などの刺激に対し過剰に曲がることが確認できたという。