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警視庁の犯罪捜査に従事した警察犬の慰霊祭が21日、東京都板橋区の「東京家畜博愛院」で行われた。同庁鑑識課の捜査員ら25人が参列し、一緒に現場で汗を流した「仲間」に感謝を込めて手を合わせた。
慰霊祭は1968年から毎年春と秋の2回営まれている。今回は昨年10月以降に死んだ警察犬6頭の名前が新たに慰霊碑に刻まれ、計226頭に祈りがささげられた。
今年2月に10歳8カ月で死んだ「ヴェルフ号」は、事件現場に516回出動。2007年1月に発生した路上強盗事件では、犯人が現場に残した帽子やコートから逃走経路を特定し、事件解決に貢献した。
高田浩鑑識課長は「警視庁の一員としてさまざまな現場に出動し、誠実に職務を全うしてくれた。本当にありがとう、と手を合わせた」と話した。