日本・中国・韓国、３か国の外務大臣による会談が、きょう午後、およそ３年ぶりにソウルで開催されます。日本政府は、冷え込んだ中国・韓国との関係を改善し、「日中韓」の「首脳会談」につなげることができるのか、注目されます。
　　午前１１時半すぎから、岸田外務大臣と韓国のユン・ビョンセ外相による「日韓外相会談」が行われています。午後には、中国の王毅外相との「日中外相会談」も行われ、夕方から、２０１２年４月以来、およそ３年ぶりとなる「日中韓外相会談」が開かれます。
　
　　会談では、環境問題や歴史認識など、３か国の協力関係や、懸案事項について協議される見通しです。
　
　　「戦後７０年談話」や「従軍慰安婦問題」といった懸案が横たわる中、今回の「外相会談」が、第二次安倍政権発足以来、一度も開かれていない「日中韓」の「首脳会談」開催につながるのかが焦点となります。（21日11:41）