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10日から11日にかけて、3月の「時ならぬ雪」が各地に混乱を招いています。車の立往生や空港での夜明かしなど、雪や風の影響はいつまで続くのでしょうか。
あたり一面が真っ白に染まった11日朝の名古屋市。名古屋城も、うっすらと雪化粧。3月としては28年ぶりに3センチの積雪を記録しました。最低気温も氷点下まで下がり、路面は凍結。車がスリップし、中央分離帯にぶつかったという女性は・・・
「滑った。やばいなと思ってブレーキを踏んだときには遅かった」(車がスリップした女性)
岐阜市でも季節はずれの大雪に。降り積もった雪は15センチに達し、3月としては57年ぶりの記録となりました。鮮やかに咲く梅の花も雪景色に包まれます。
「朝見てびっくり。これだけ降っているとは思わなかった」(岐阜市民)
急速に発達した低気圧と真冬並みの寒気の影響で、大荒れの天候となった日本列島。台風並みの暴風も吹き荒れ、北日本では猛吹雪となっているところもあります。
福島県郡山市の国道では、雪のためスリップする車が相次ぎ、最大で100台ほどが立往生。およそ7キロの区間が、一時通行止めとなり、解除を待つ車が列を作りました。
冬の嵐が続く北海道。道内では、暴風雪の影響で、延べおよそ8万戸が停電しました。凍える寒さの中、ガスコンロで暖を取った人も・・・
「ラーメンをゆでる釜を全開に沸かして、座って暖をとった」(占冠村の人)
大雪のため、10日、238便が欠航した新千歳空港では、およそ1200人が空港で一夜を明かしました。
「床が固いから疲れが取れない」(空港で一晩過ごした人)
新潟県佐渡市では、傘が飛ばされそうなほどの暴風が吹きました。新潟と佐渡を結ぶ航路は全便欠航し、2日連続で佐渡から出られない状況となっています。
「午前中、全部欠航と聞いて、がく然としている」(女性)
山形県の飛島では、35メートルの最大瞬間風速を観測。低気圧の動きが遅いため、大荒れの天候は北日本などで12日も続く見込み。引き続き猛吹雪などに警戒が必要です。(11日18:12)