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経営再建中のシャープが、3メガバンクや三菱商事などが共同出資する企業再生ファンド「ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ」(JIS、東京都千代田区)に最大300億円規模の出資を要請したことが6日、分かった。シャープは不採算事業の損失処理などで2015年3月期の連結最終(当期)損益が大幅赤字の見通し。主力取引行の三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行に資本支援を要請、ファンドからも資金調達し財務の安定化を図る。JISから15年度中に出資を受けたい考えだ。
JISには、シャープの主力取引2行や三菱商事のほか、三井住友銀行や日本政策投資銀行などが出資。事業再編を行う企業に資本参加して企業価値や国際競争力向上を後押しする再生ファンドだ。
これまでにユニチカや、液晶パネル製造関連装置大手のアルバックなどに出資、役員も派遣するなどして構造改革を支援している。【宇都宮裕一】