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安倍晋三首相は23日、安全保障法制に関する与党協議にあたった自民党の高村正彦副総裁、公明党の北側一雄副代表と首相官邸で会談し、与党合意について報告を受けた。首相は「国民の命と暮らしを守るための法整備を、この国会できっちり成し遂げていきたい」と述べ、安保関連法案の今国会成立に改めて意欲を示した。
首相はその後の自民党役員会のあいさつで、5月の連休明けにも法案を提出する意向を示した。
会談で、高村、北側両氏は、合意内容に基づく具体的な条文案を4月中旬までに作成するよう要請。首相は「合意に従い、早速政府で条文にしたい。法案作成に一丸となって当たっていく」と述べた。【宮島寛】