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全国各地の小中学校の教職員らに現金300万円を要求する脅迫状が届いていることが分かった。教え子の親から体罰への報復を依頼された−−などと記しており、文部科学省は全国の教委に注意を呼びかけている。
各県教委によると、各地の教職員らの自宅に届いている脅迫状は封筒で届いた。
文面はワープロソフトで作成。「お前の教え子の親からの依頼で行動を開始する」という書き出しで始まり、「お前は以前教え子だったAに酷(ひど)い言葉で心を傷つけ人格を侮辱した。Aは酷いうつ病になり自殺未遂を繰り返した」などと続く。
その上で、教え子の親からの依頼内容として、(1)教育委員会に「告げ口」して、仕事を失い生活できないようにする(2)個人情報をインターネット上に公開したり、スプレーで玄関に落書きしたり、電線を切断、投石したりして、今の家に住めなくする−−などと脅迫する。
さらに、「復讐(ふくしゅう)」を中止してほしければ300万円を郵送するよう要求し、タイ国内の住所を記載。薄い週刊誌に現金を挟んでガムテープで巻く−−などと郵送方法を具体的に指示している。
封筒の宛先は手書きで、徳島県の消印が確認されたものが多かった。【黒澤敬太郎、石井尚】