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[チェルノッビオ(イタリア) 14日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)理事のビスコ・イタリア中銀総裁は14日、ECBの債券買い入れ措置はリスクも伴うと指摘し、早期のインフレ目標達成が必要だ、との考えを示した。
ECBは債券買い入れ措置を2日に開始した。
総裁は、ECBが最初に債券買い入れを示唆してから、ユーロは予想以上に急速に下落した、と指摘。債券買い入れ措置が行き過ぎた効果をもたらし、金融商品や不動産価格が高騰するというリスクがある、との考えを示した。
「できるだけ早期にインフレ率を2%近くにするべきだ」とし「ゼロ金利を永遠、もしくは、超長期間続けることはできない」と語った。
今週発表されたイタリアの鉱工業生産が弱い数字となったことについては、投資家の間でここ数週間楽観的見方が浮上しているものの、経済は依然ぜい弱であることを示している、と指摘。「鉱工業生産の数字は、景気を楽観視し過ぎるべきでないということを示している」と語った。
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