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*08:24JST 日本株見通し:任天堂がADRで大幅上昇、訪日外国人客数にも注目
18日の東京市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。17日の米国市場ではNYダウが120ドル超の下落となった。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を翌日に控え、利益確定の流れが先行。また、原油先物相場の下落や予想を下回る経済指標の発表が相次いでいることが嫌気された。
ただし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の19380円と底堅い。FOMCの結果待ちとなるなか、日経平均は昨年来高値レベルでのこう着といったところか。もっとも、本日の市場の関心は、任天堂<7974>の動向に集まりそうである。任天堂は、ディーエヌエー<2432>とスマートフォン向けのゲームの開発などを共同で進めるため、相互の株式を持ち合う形で資本提携することで合意したと発表した。
この発表を受けてADR(米国預託証券)では東証比で25%超の上昇となっており、他のゲーム株などへの波及が意識されやすい。一方でゲーム機などを手掛ける企業については相乗効果に期待するのか、若しくはゲーム機衰退との見方になるのかを見極めたいところか。
そのほか、18日から20日までミシェル・オバマ大統領夫人が訪日する。ファーストレディーとなって初の日本訪問。18、19両日は東京を訪れ、20日には京都に移動し、清水寺や伏見稲荷大社を訪れる。京都関連などに関心が向かうか。また、2月の訪日外国人客数が発表される予定である。「春節」効果から大幅に伸びることは間違いなく、これが改めてインバウンド物色に向かわせるか、若しくは材料出尽くしとなるかが注目されるところ。
《TN》