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[注目トピックス 日本株]伊藤忠エネクス Research Memo(9):2015年3月通期は会社予想どおりに落ち着く可能性大

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[注目トピックス 日本株]伊藤忠エネクス Research Memo(9):2015年3月通期は会社予想どおりに落ち着く可能性大

 [注目トピックス 日本株]伊藤忠エネクス Research Memo(9):2015年3月通期は会社予想どおりに落ち着く可能性大

 *08:16JST 伊藤忠エネクス Research Memo(9):2015年3月通期は会社予想どおりに落ち着く可能性大
 
 ■2015年3月期の第3四半期決算と通期見通し
 
 (2)2015年3月通期見通し
 伊藤忠エネクス<8133>の第3四半期までの業績進捗状況は、例年にみられる業績の季節性(年度末の第4四半期に拡大する)を考えれば、順調に来ていると考えてよい。原油価格は一時の1バレル当たり50ドル割れの水準から切り返して来ており、この点も同社の収益構造に照らすとプラス要因であると弊社では考えている。
 
 注意を要するのはLPガス事業だ。LPガス在庫の回転期間(軒下在庫で1~2ヶ月。法定備蓄は50~60日分)と、足元のLPガス価格はタイムラグのゆえに12月末の価格を下回っていることを考え合わせると、第3四半期決算に表れた利幅の圧縮が、第4四半期にも再び出てくる可能性が高い。問題はその影響額であるが、第3四半期にみられた10億円以上の水準には達しないにせよ、数億円規模で出てくる可能性は見ておくべきであろう。
 
 しかし一方で、ガソリン販売の需要量回復や電力販売の好調など、プラス要因も多いため、最終的に2015年3月期決算は、会社予想の線に落ち着くものと弊社では考えている。
 
 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
 
 
 《FA》

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