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*17:05JST 欧米為替見通し:イエレンFRB議長、2014年3月『6ヶ月』発言の真相
本日18日の欧米市場のドル・円は、明朝3時に発表される連邦公開市場委員会(FOMC)声明と3時半からのイエレンFRB議長の記者会見の内容次第の展開となる。
連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、「忍耐強く」が削除されるか、ドル高への警戒感が示されるか、インフレ率と失業率の見通しに注目することになる。
イエレンFRB議長は、2月の議会証言で、3月のFOMCで「忍耐強く」という文言を削除する可能性を示しながらも、6月のFOMCでの利上げにはつながるものではない、と強調している。
昨年3月の記者会見では、「相当な期間は6ヶ月程度」と口走り打ち消したが、6月に利上げ開始ならば、8ヶ月となることで、本心だったことになる。
(シナリオ1)FOMC声明で、「忍耐強く」が削除され、ドル高への警戒感が示されず、インフレ率と失業率の見通しが楽観的だった場合。イエレンFRB議長が6月の利上げ開始を示唆した場合はドル買い、9月以降に先送りを示唆した場合はドル売りとなる。
(シナリオ2)FOMC声明で、「忍耐強く」が削除されず、ドル高への警戒感が示さ、インフレ率と失業率の見通しが悲観的だった場合。イエレンFRB議長が6月の利上げ開始を示唆した場合は、ドルは下げ渋る展開、9月以降に先送りを示唆した場合は、ドル売りとなる。
2004年1月のFOMCで、グリーンスパン第13代FRB議長は、「相当な期間」から「忍耐強く」に変更し、5月に「忍耐強く」を削除し、6月に利上げを開始した。
イエレンFRB議長は、2014年12月「相当な期間」から「忍耐強く」に変更し、3月に「忍耐強く」の削除を示唆している。
【今日の欧米市場の予定】
17:00 南ア・2月消費者物価指数(予想:+3.8%、1月:+4.4%)
18:30 英・2月失業率(予想:2.4%、1月:2.5%)
18:30 英・ILO基準11月-1月期失業率(予想:5.6%)
18:30 英国中央銀行金融政策委員会(MPC)議事録公表(3月開催分)
19:00 ユーロ圏・1月貿易収支(+150億ユーロ、12月:+243億ユーロ)
20:00 米・前週分MBA住宅ローン申請指数(前回:-1.3%)
03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果判明
《KO》