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*09:38JST 藤田観光—新中期経営計画を発表、訪日外国人増加や五輪等を好機として積極的な投資拡大へ
藤田観光<9722>は2019年12月期を最終年度とする5ヶ年の中期経営計画を策定した。「FUJITA PREMIUM VALUE CREATION 2015」と名付けられた新中期経営計画は、訪日外国人の増加への対応、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック等の世界的なイベント開催など、今後の事業機会の拡大に応じた積極的な先行投資とその収益化を骨子としており、観光立国のリーディングカンパニーを目指していく方針となっている。
各セグメントでは、ワシントンホテルおよびホテルグレイスリーなどを展開するWHG事業を成長ドライバーとして事業展開を加速。2014年時点の拠点数31、客室数9,429室から2019年には拠点数41、客室数12,400室まで一挙に拡大する目標をおいている。
リゾート事業では小涌園を中心とした箱根地区の再開発とアッパーミドル~ハイエンド客層の取り込みに注力。2017年には箱根に大型の新施設を開業する。また、2014年に開業した「由布院 緑涌(りょくゆう)」に続き、他のリゾート地でも中小規模の高級旅館の展開を目指していく。
ラグジュアリー&バンケット事業は、「ホテル椿山荘東京」のブランドを核に高品質なサービスを展開。強みをもつ婚礼ブランドだけではなく、日本の素晴らしさを体感できるたホテルブランドとしても強化。「椿山荘」ブランドによるレストラン事業も国内外に積極的に展開していく。
2015年12月期の業績予想は、新宿ワシントンホテル本館の全室改装をはじめとする大型の改装、建替工事、開業案件が集中するため、売上高で前期比ほぼ横ばいの642億円、経常損失15億円を見込んでいる。
2017年12月期の業績目標では、売上高・利益とも大幅な増加に転じ、最終年度となる2019年12月期の目標は売上高880億円、営業利益53億円、経常利益48億円、目標指標であるROAで4%以上、ROEで10%以上となっている。
《AK》