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*09:58JST C&Gシステムズ Research Memo(8):業績連動による配当を継続的に実施、株主還元に対して前向き
■配当政策と株主還元
配当についてC&Gシステムズ<6633>の経営陣は、「業績連動による配当を継続的に実施すると同時に、企業価値の最大化を目指す」と述べている。業績連動とは配当性向一定のことであり、少なくとも現在(2015年12月期予想ベース)の配当性向25~30%を維持する予定であることから、今後業績が予想を上回れば、増配の可能性もありそうだ。
また同社は、2014年1月に市場経由で504,800株の自社株買い(自己株式取得)を実施した。取得価額は約300百万円であり、これを加えた「総還元性向注」は、2015年12月期予想ベースで140%となる。さらに2015年2月24日には900,000株の自社株買いを発表している。取得価額の総額は400百万円で、2015年3月2日~8月31日の期間に市場買付を実施する予定だ。同水準の自社株買いを今後も毎年継続するかは不明であるが、株主還元に対して前向きな姿勢は評価できるだろう。
(注)総還元比率=(配当総額+自社株買い価額)/当期純利益
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
《FA》