[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
■鉄道ファンならずとも、一度この目で見てみたい
バンコク中心街の‟名物”乗り物といえば、カーチェイスのように道路を爆走するトゥクトゥク(三輪タクシー)や路地をすり抜けるバイクタクシー。その一方で、電車はどうかと言えば……。高架鉄道も地下鉄もすっかり洗練されてしまって、安心して乗ることができる反面、物足りなさを感じる人も多いのではないだろうか?
そんな皆さんに力強くおススメしたいのが、タイ通の間ではもはや伝説となっている国鉄『メークローン線』である。終点のメークローン駅直前では列車が運行中にも関わらず、なんとその線路の上で市場が開かれているのだ。列車通過の直前になると、売り子たちはササッと軒をたたんで商品を引っ込め(といっても車体から5cm離す程度)、列車が去るか去らないかのうちに売り場を元のフォーメーションに戻し、何事もなかったかのように営業を再開する。
目前には列車が迫っているというのに殺伐とした感じは皆無で、いたってのどか。慣れたものである。ちなみに高さのない商品は、機体の底部に引っかかることがないので放置されたままだ。
駅内には大きな市場がある。写真左端は、筆者の友人(タイ人)であるが、彼女らが立っているのもまさに線路の上。
このメークローン駅へは、国鉄マハーチャイ線とメークローン線を乗り継いで、バンコク中心街から約2時間半~3時間はかかる。しかし、その途中までの道のりでも、例えば片道30分もあれば ローカル線のディープな雰囲気を味わうことは可能である。というわけで、今回は実際にマハーチャイ線に乗ってみた。
■大通りを曲がると突然現れる『ウォンウィエン ヤイ駅』
チャオプラヤ川の西側に位置する始発駅『ウォンウィエン ヤイ駅』は、BTS(スカイトレイン)『ウォンウィエン ヤイ駅』から徒歩10分。同名なのでややこしいが、違う路線である。
大通りを1つ左に曲がってすぐに…
駅が現れる。
とにかく線路がボーダレス。利用客に緊張感というものをまったく与えないフレンドリーな距離感が魅力である。
ホームのちょっと先にある光景。10分後には列車がここを通るというのに、線路をゆったり散歩する地元民がのどかすぎる。鉄線からわずか40~50cm脇にも屋台がひしめき、出発前の腹ごしらえをする乗客も目立った。大丈夫なんだろうか。
ピザは59バーツ(約210円)。列車の中で食べる場合は10バーツ(約36円)の追加料金が必要だ。
終点まで1時間乗っても料金はたったの10バーツ。格安である。利用客はもっぱら地元の人たち。
家路に着く学生たちも、発車まで腹ごしらえだ。
■ドアのない2等車は、開放感抜群
クーラーのない2等車にドアは……ない! ディーゼルのエンジン音を響かせながらガタゴトと進む電車は、慣れてくると何ともいえない開放感である。
そして車窓から流れる景色は、市街地の喧騒(けんそう)を忘れるほどに穏やかだ。沼の水面に建ちならぶ民家の群、ホテルらしき白い建物の裏に広がった湿地の草原、乾いた国道沿いに車の部品店が点在する一画等々。発車からわずか15分ほどでもこのぐらいの景色の変化が満喫できる。
マハーチャイ線は5分間隔で駅に停車するので、飽きたらいつでもドロップアウトは可能。あとは周囲を散歩しながら、のんびり帰りの列車を待つのもいいだろう。タクシーをひろってBTSのウォンウィエン ヤイ駅まで戻るのであれば、往復、正味1時間半ほどでローカル線気分が堪能できる。
なにしろ根っから地元仕様の路線なので観光地的な対応はゼロだし、日本語はおろか英語も通じない。しかしその分、バンコクの「素の日常」に浸れる貴重なショートトリップとなること請合いだ。まったく言葉の通じなかった筆者も、窓口で10バーツコインを1つ渡しただけで電車に乗れた。問題ないだろう。
ちなみに終点までの10バーツといえば、タイのコンビニで売られているミネラルウオーター500mlとほぼ同じ金額である。ここはペットボトルをグイっとあおるぐらいの気軽さで、ローカル線も1本試してみては?
(写真撮影:メークローン線=筆者友人Aewさん。マハーチャイ線=筆者)
※この記事はガジェ通ウェブライターの「吉野歩」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?( http://j.mp/1MTXqD3 )
-ガジェット通信は賢く情報を活用する読者のため「ネット上の議論、ネットカルチャー、デジタルガジェット情報、ライフスタイル提案、時事ニュース」等を提供するニュースサイトです。ガジェット通信
移籍後初ゴールを決めたウィルフリード・ボニー(右)[写真]=Getty Images
プレミアリーグ第30節が21日に行われ、マンチェスター・Cとウエスト・ブロムウィッチが対戦した。
前節、バーンリーを相手にまさかの敗戦を喫したマンチェスター・Cは、元イングランド代表MFフランク・ランパードを第16節のレスター戦以来となるスターティングメンバーで起用し、試合に臨んだ。
試合は開始早々から動く。2分にマンチェスター・Cが攻めこむと、ウィルフリード・ボニーを倒したとして、ギャレス・マコーリーがレッドカードを受け一発退場。ウエスト・ブロムウィッチは序盤から数的不利で試合を進めることになった。
数的優位となったマンチェスター・Cは、次第に試合を支配し始める。27分、フェルナンドからのパスを受けたボニーが落ち着いたボールタッチから、右足でシュートを流し込み先制。ボニーにとっては、マンチェスター・Cへの移籍後初ゴールとなった。
さらに40分、CKのこぼれ球をウエスト・ブロムウィッチDFが処理し損ねると、これをフェルナンドが押し込み2点目。マンチェスター・Cはウエスト・ブロムウィッチのシュート数を0に抑え、前半を2-0で折り返した。
後半もマンチェスター・Cのペースで試合は進む。54分には右サイドからヘスス・ナバスがクロスを上げ、セルヒオ・アグエロが合わせる。ここは、間一髪のところでGKボアズ・マイヒルが防ぎゴールとはならなかった。
続く57分には、アグエロとボニーが立て続けにシュートを放つも、どちらのシュートもポストに弾かれた。マンチェスター・Cは攻め続けるもなかなか追加点は奪えず。
押し込まれるウエスト・ブロムウィッチも72分にチャンスを得る。CKから、ヨナス・オルソンがファーサイドにボールをすらし、サイド・ベラヒーノがヘディングシュートを狙ったが、ここはポストに阻まれる。ウエスト・ブロムウィッチはこの試合最大の決定機を生かし切れなかった。
するとマンチェスター・Cがダメ押しゴールを決める。77分に左サイドからのクロスを中央で受けたステヴァン・ヨヴェティッチがシュート。そのシュートにダビド・シルバが素早く左足で反応し、コースを変えてゴールイン。マンチェスター・Cが試合を決定付ける得点を挙げた。
試合はこのまま3-0で終了。マンチェスター・Cが終始攻め続ける、一方的な試合となった。
次節、マンチェスター・Cはアウェーでクリスタル・パレスと対戦。敗れたウエスト・ブロムウィッチはホームでQPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)と対戦する。
【スコア】
マンチェスター・C 3-0 ウエスト・ブロムウィッチ
【得点者】
1-0 27分 ウィルフリード・ボニー(マンチェスター・C)
2-0 40分 フェルナンド(マンチェスター・C)
3-0 77分 ダビド・シルバ(マンチェスター・C)
本記事は「サッカーキング」から提供を受けております。
著作権は提供各社に帰属します。
近ごろ、中小企業や大学などとのコラボレーションに関心を示す大手企業が増えている。もちろん、これまでにも様々な形でのパートナーシップや共同R&D(研究開発)は頻繁に行われてきた。しかし、ここ数年間の動きはより活発になっており、今年に入ってさらに加速しているようにも見える。中小企業との協働を重要戦略の一つに置いている企業も少なくない。
例えば、大手菓子製造業の森永製菓<2201>は、「食のチカラで世界に新たなイノベーションを!」というキーワードのもと、事業共創プログラム「Morinaga Accelerator」を展開しており、菓子や食に限定しない革新的なビジネスを共創するプランをコンテスト形式で募集している。また直近では、3月17日に半導体大手のローム<6963>も新分野の事業拡大を目的に、協業まで視野に入れた中小企業とのマッチング会を開催。20社以上の参加を集め、同社センサー技術の応用に必要な技術を募るなどの動きを見せている。
大手企業にとって中小企業やベンチャー企業とのコラボレーションは、コスト削減だけでなく、これまでの業務形態ではリーチできなかった市場も開拓できる可能性が広がる。また、他社との差別化を図ることも出来るうえ、場合によっては大きなアドバンテージにもなるだろう。中小企業にとっては大手のブランド力を利用できるのはもちろんのこと、大手のマーケティングや販路、専門知識など多くのノウハウを入手することの出来るまたとない機会で、ビジネスの成長を加速させることも期待できる。
前述のロームは、これまでにもセンサネットワークを使った介護システムなど、新分野への取り組みを展示会でも示している。。今回のビジネスマッチングでは「バッテリーレスのセンサネットワーク」「CIGSイメージセンサの医療分野への応用」「脈波センサーの応用」の3つのテーマについて、試作品の開発状況を紹介し、中小企業からの技術提案を募っているが、これが成功すれば、現在好調な自動車分野の他にこれからの成長市場と目される産業機器分野、医療分野への進出にも拍車がかかることだろう。
それにしても興味深いのは、ロームといえばこれまで材料の調達から製品化までを一貫して行う垂直統合型のビジネスモデルを軸に置いてきた企業だということだ。ロームだけでなく、国内の大手電子部品企業は同様に、垂直統合を競争力の原動力にしていた。…
先制点を決めたシェーン・ロング(中央)[写真]=Getty Images
プレミアリーグ第30節が21日に行われ、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンとバーンリーが対戦した。吉田はベンチスタートとなった。
サウサンプトンは37分、ナサニエル・クラインがペナルティエリア手前右から放ったシュートが相手DFに当たり、こぼれ球に反応したシェーン・ロングが先制点を決める。
反撃に出るバーンリーは42分に右サイドからのクロスをスコット・アーフィールドが落とし、ダニー・イングスが右足で狙うも、GKフレイザー・フォースターのビックセーブに阻まれ、得点は奪えず。
するとサウサンプトンは58分、左サイド深くまで持ち込んだライアン・バートランドが速いクロスを上げると、これがバーンリーDFジェイソン・シャッケルに当たりオウンゴール。バーンリーにとっては痛すぎる失点となった。
その後スコアは動かず、試合は2-0でサウサンプトンが勝利。吉田に出場機会はなかった。
サウサンプトンは次節、アウェーでエヴァートンと対戦する。
【スコア】
サウサンプトン 2-0 バーンリー
【得点者】
1-0 37分 シェーン・ロング(サウサンプトン)
2-0 58分 オウンゴール(ジェイソン・シャッケル)(サウサンプトン)
本記事は「サッカーキング」から提供を受けております。
著作権は提供各社に帰属します。
東洋ゴム工業(大阪市)の免震ゴムの性能が偽装されていた問題で、データを改ざんしていたとされる50歳代の課長代理が異動した2013年1月以降も、課長代理時代と同じ手法で「性能偽装」が続いていたことが21日、分かった。
国土交通省は、偽装方法が後任にどのように引き継がれたのか、担当した2人から詳しく話を聞く方針。担当者が交代してもなお、データ改ざんを容易に見抜けなかった同社の品質管理体制に批判が集まりそうだ。
免震ゴムの性能テストは、個々の製品の揺れの吸収度や硬さなどのデータに、小型の試作品に地震と同様の振動と力を加えた結果から導き出された係数をかけて、国が求める基準内に収まっているかどうかを試算する。実際の製品に地震のような巨大な力を加えることは技術的に難しいためだ。
だが、国交省によると、課長代理は、一定であるべき係数を国が求める基準内に収まるよう意図的に操作し、性能データを改ざんしていたという。この結果、04年7月以降、計2052基で偽装が行われた。
17日に国交省が、課長代理が勤務していた同社明石工場(兵庫県)を立ち入り調査し、性能テストのデータ提出を受けて調べたところ、担当が交代した13年1月以降も、この課長代理の時と同様に「係数」が操作された形跡が見つかった。
課長代理は内部調査などに対し、係数を操作したことを認めているとみられるが、後任の社員についてはわかっていない。