TOTO（株）（福岡県北九州市）は、高齢の方や足腰が不自由で立ち座りがつらい方のために、便座が電動で昇降して、トイレへの着座や立ち上がりをスムーズに行える新『トイレリフト』を、2015年4月1日（水）に発売する。

　同社はこれまでも、自宅での介護サポート用の設備機器を開発し提案を行ってきた。「トイレリフト」は、1993年に身体機能が低下してもトイレでの排泄が出来るように昇降便座を開発、自立して排泄をしたい方へのサポート商品として発売。同社の考え方である「備える・支える・ケアする」に応える商品作りを目指し、この度、「トイレリフト」をさらに使いやすく一新した。

　便座の昇降方法は、垂直昇降と斜め昇降が選択でき、新たに昇降上限高さを標準モードと高モードの2段階に設定変更が可能になり、身体状況に柔軟に合わせることができる。さらに便器前方・足元付近をすっきりさせて便器の上面も手入れしやすいほか、今回、新たな機能として「はね上げ式アームレスト」が付いて、アプローチや介助の際も使いやすい仕様とした。

■ニュースリンク先
　http://www.toto.co.jp/company/press/2015/03/pdf/20150305_1.pdf