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「博友会」の問題で苦境に立たされている下村博文文科相(60)。博友会幹部の実名告発によって次々にウソが暴かれ、“口止めメール”の存在まで明らかになった。よくも安倍首相は、こんな男を大臣に就けたものだ。
そもそも下村氏は文科相にふさわしい人物なのか。ネット上では、下村文科相が「教育」とは程遠い“オカルト”にのめりこんでいたことが問題になっている。
下村文科相の「オカルト」や「スピリチュアル」に対する傾倒は半端じゃない。どう考えても怪しい人物の教えを本気で信じている。
下村文科相が傾倒していたひとりが、ジュセリーノ・ダ・ルース氏という予言者だ。ブラジル生まれの54歳で、予知夢で未来の出来事を知ることができるという。
日本のTV番組にも出演したことがあり、「予言的中率90%以上」などと紹介されている。米同時多発テロ、東日本大震災まで予言したと豪語するが、その多くは“事後報告”で、ハッキリ言ってマユツバものだ。
ところが、下村文科相は、07年に動画サイトで「『ジュリアーノ』さんの予知は、ほとんど90%は当たっている」と名前を間違えながらも持ち上げ、「各国政府関係者に手紙を出し、予知を未然に防げるような警告を出している」と称えているのだ。
「『本当の自分』を引き出し、最高の人生を実現するという『心の学校』なるセミナーの主宰者と親しく、インドの瞑想法にもハマっています」(自民党関係者)
■インチキ批判の団体から表彰
下村文科相の“オカルト”への傾倒ぶりはそれだけじゃない。11年に「日本アルベルト・シュバイツァー顕彰協会」という団体から表彰されている。
この協会は「EM菌」という物質を取り扱う団体を母体としているのだが、ネット上では、「インチキ」と批判されている。
「EM菌は水質浄化や放射能の低減に効果アリとうたっていますが、科学的根拠はハッキリしていません。土などと混ぜて練りこんだ
『EM団子』を全国の河川に投げ込む活動が展開されましたが、08年に福島県環境センターが『環境基準を超える汚染物質投入に当たる』と一刀両断にしています」
http://static.nikkan-gendai.com/img/article/000/157/857/a95e02f623035c768781a0ac3c6fdf7120150307133302886.jpg
以下ソース
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157857