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金基宗容疑者を止められなかった警察・裁判所
人が集まるところに現れ突発的行動、来賓に暴行・服脱ぎ騒ぐ
6回起訴も執行猶予・軽い罰金刑どまり
専門家「日本大使襲撃時に実刑だったら二度と外交官襲わなかったはず」
マーク・リッパート駐韓米国大使を襲撃した韓国市民団体代表の金基宗(キム・ギジョン)容疑者(54)は4年半前に日本の外交官
も襲っていた。金容疑者は2010年7月、在韓日本大使に向かって手のひら大のコンクリート片2個を投げ付けた。日本大使はこれ
をかろうじてよけたが、日本の女性書記官に当たり、負傷した。外交官に対する暴力行為は最大で懲役5年となる重大な犯罪だ。
金容疑者は当時、暴行などで前科2犯だったが、裁判所は懲役2年・執行猶予3年を言い渡した。法律の専門家は「この時に実刑
を言い渡していれば、再び外交官を襲撃しようとは思わなかっただろう」と話す。従北(北朝鮮信奉)思想だけでなく、数々の法律
違反に対し軽い処罰しかしてこなかった公権力のお粗末さが、金容疑者をテロリストにしてしまった一因ともいえるというわけだ。
金容疑者は今回のテロまで6回、警察に立件されている。そのうち4回は人が大勢集まった集会・講演会の会場で暴れたり、
主要人物に対して暴行あるいは威嚇するというものだった。裁判所の判決は厳罰には程遠いものだった。金容疑者が日本大使を
襲ったとき、ソウル中央地裁は「被告人は(2010年以前に)罰金刑で一度処罰された以外、特に犯罪の前科がなく、2007年に大統領
府前で焼身自殺を図った後遺症で健康状態が良くないことや、この事件での行為自体を認め、今後の意思表現に慎重を期すると
誓った」ことなどを考慮して執行猶予を付けたと説明した。
ところが、これ以降の金容疑者の行動は裁判所の好意をあざ笑うかのようなものだった。 13年に執行猶予期間が終わるやいなや、
過激な行動を再開したのだ。金容疑者は昨年2月13日、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長の講演会場で当時の西大門区議会
議長に暴力を振るって立件された。これは、公共交通機関専用地区指定を前にソウル・新村の延世大学で開かれた住民説明会で、
金容疑者は朴市長に「間違った交通政策で新村を台無しにした」と大声を張り上げて激しく抗議、関係者が止めてもマイクを離さず
に叫び続け、説明会を妨害したものだ。
金容疑者は取り押さえようとしていた西大門区議会議長の胸を拳で殴り、頬をたたいた。ソウル市関係者は「金容疑者は催しがある
たびに現れ、来賓を暴行したり唾を吐いたりするなどの突発的な行動をすることで悪名高く、時には服を脱いで寝転がるなどの醜態
をさらすこともあった」と話す。金容疑者が騒ぎを起こすのはほぼ常習的だった。しかし、裁判所はこのときも罰金70万ウォン(約7万
6000円)を言い渡しただけだった。
ソース:朝鮮日報 2015/03/07 10:52
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/03/07/2015030700758.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/03/07/2015030700758_2.html
http://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2015/03/07/2015030700727_0.jpg
http://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2015/03/07/2015030700727_1.jpg
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