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【AFP=時事】背が低い人ほど、動脈血栓の生涯リスクが高くなるとの研究論文が、8日の米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に掲載された。身長と心臓病との間の長年知られていた関連性について、遺伝子分析で裏付けを得た形だという。
身長に関連する遺伝子変異約700特定、国際研究
リスク上昇の主な原因が、貧困や栄養不足などの潜在的な外的影響(交絡)因子ではなく、身長の高低に影響するさまざまな遺伝子であることを示したのは、今回の研究が初めてだ。
英レスター大学(University of Leicester)率いる研究チームは、冠状動脈性心臓病の患者とそうでない人の計20万人近くのデータを集積したデータベースで、180個の異なる遺伝子変異を調査した。動脈内にろう様物質(プラーク)が蓄積することに起因する冠状動脈性心臓病は、心臓発作を引き起こす恐れがあり、世界で最も多い早死の原因となっている。
研究チームは、身長約2.5インチ(6.35センチ)の差で、冠状動脈性心臓病の発症リスクが約13.5%変化することを発見した。
論文の共同執筆者、クリストファー・ネルソン(Christopher Nelson)氏は「身長を高くする遺伝子変異を多く持つほど、冠状動脈性心臓病の発症リスクは低くなる。逆に言うと、遺伝的に低身長であるほど、リスクは高くなるということだ」と説明する。同氏は、英国心臓財団(British Heart Foundation)から助成を受けているレスター大学の講師だ。
身長と心臓病に関与する遺伝子の研究を重ねることは将来、予防と治療の向上につながる可能性があると研究チームは期待している。
論文主執筆者で、同大のサー・ニレッシュ・サマニ(Sir Nilesh Samani)教授(心臓病学)は「身長と冠状動脈性心臓病リスクとの間に反比例の関係が存在することは60年以上前から知られていた」と語る。
「今回、遺伝学的アプローチを採用して」研究チームは「低身長と同病リスク上昇との関連性が主要な関係であり、交絡因子に起因するものではない」ことを明らかにしたと同教授は話した。【翻訳編集】 AFPBB News
世界遺産の二条城(京都市)や国宝の長谷寺本堂(奈良県桜井市)などで油のような液体がまかれた事件で、奈良県警は4月8日、世界遺産の金峯山寺(きんぶせんじ)の本堂(吉野町、国宝)など、3寺院で新たに同様の被害を確認したと発表した。県警は同一犯の可能性もあるとみて、文化財保護法違反などの容疑で調べている。
県警によると、被害が見つかったのは金峯山寺と近くの東南院、橿原市の久米寺。金峯山寺は本堂外側の柱や堂内の木造蔵王権現立像(重文)など4カ所、東南院は多宝塔と護摩堂の縁側計2カ所、久米寺では本堂や金剛力士像など計10カ所に痕跡があった。
金峯山寺は3日午前10時~8日午前9時半の間、久米寺は8日午前8時10分~午後4時までの犯行とみられる。東南院は6日正午ごろに発見したが、最後に確認した時期は不明という。
県文化財保存課によると、金峯山寺は飛鳥時代に修験道の開祖、役小角(えんのおづぬ)が創建したとされる修験本宗の総本山。天正19(1591)年に建立の本堂は、高さ約28mの威容を誇る吉野山のシンボル的な大建築。木造蔵王権現立像は高さ約4.4mのヒノキ造りで、明治期の廃仏毀釈で吉野山にあった安禅寺から移されたとみられている。
東南院は金峯山寺と同じ修験本宗の別格本山で、役行者の開基とされる。奈良県内ではこれまで、ほか5社寺で同様の被害が確認されており、県警で調べている。
桜の名所として知られる奈良県吉野町の吉野山にある創業300年の老舗旅館が昨年9月、水道水を沸かした湯の風呂を「天然温泉」と表示していたことが景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、県から是正指導を受けていたことが分かった。旅館によると、温泉水をくみ上げるポンプが昨年8月末に故障し、沸かし湯で代用していたという。しかし、その後も約1カ月、ホームページなどで天然温泉とうたって客を集めていた。
【写真】天然温泉をうたった部分が隠されている「さこや」の看板
旅館「さこや」で、経営者の大村陽会長(78)は吉野町議も務めている。大村会長は「県の指摘まで(景品表示法という)法律があることを知らなかった」と釈明している。
県によると、さこやは2004年10月に敷地内の谷間で温泉を掘削。泉質の分析書を提出し、05年7月に温泉利用許可を受けた。館内の露天風呂などにポンプでくみ上げて「100%源泉かけ流し」と表示し、ホームページにも掲載。吉野山では数少ない天然温泉の宿泊施設として人気を集めた。
ところが昨年9月29日、県吉野保健所に「水道水を利用している」という趣旨の匿名の投書があった。保健所が同日中に確認したところ、ポンプの故障で温泉をくみ上げられなくなっており、水道水を沸かして湯船に張っていたことが判明。「天然温泉」とうたいながら水道水を提供している点が、景品表示法違反に当たるとして、保健所は是正を求める行政指導をした。
さこやは直後に「天然温泉」などと記した看板に張り紙をしたほか、ホームページに「お知らせ」として温泉の一時停止を説明する文章を掲載する措置を取った。ポンプの修理は完了したが、まだ温泉は再開していない。
一方、さこやは行政指導を受けた後の昨年10月、保健所に報告書を提出したが、ポンプの故障時期は「9月23日」と記してある。大村会長は食い違いについて「理由は分からない」と述べている。【伊澤拓也】
◇景品表示法
不当な表示や過大な景品提供などを取り締まる目的で1962年に制定された。食品に限らず、消費者に商品やサービスを提供する業者が、品質や内容を実際より良く見せかけて表示することなどを禁じている。輸入牛肉を国産のブランド肉と偽って表示した場合や、温泉の成分を偽った場合などは、「優良誤認」に当たる。食品偽装問題などを受けて昨年11月、不当表示した事業者に課徴金を科す改正景品表示法が成立した。
2015年4月9日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府は光復70周年記念事業推進委員会会議を開き、日本の植民地統治終了70周年の記念事業の基本計画を話し合った。10日付で環球網が伝えた。
【その他の写真】
韓国政府は旧日本軍による従軍慰安婦に関連する資料を永久に保存し、これらをユネスコ記憶遺産として申請する計画だ。このほか、抗日独立運動家の人名辞典を編さんし、中韓の抗日闘争史の特別展覧会なども開催する予定。(翻訳・編集/野谷)
2015年4月9日、韓国・京郷新聞によると、韓国を訪れた外国人観光客の間で、「ソウルに行ったら5回は裏切られる」との言葉が広まっている。
【その他の写真】
昨年ソウルを訪れた台湾人のKさんは、明洞にある化粧品店で大きな侮辱を受けた。シートマスクを渡そうとする店員につられて店に入ると、店員は「マスクをもらおうと入ってきたのか」と鋭く言い放った。Kさんはあきれて返事もできなかったという。
香港人のNさんは午前3時ごろ、東大門からタクシーに乗り「弘大に行きたい」と運転手に告げると、「4万ウォン(約4400円)を支払え」と言われた。さらに、「メーターで走行距離を測ってほしい」と言うと、「4万ウォンと表示されるルートで向かう」と言われた。「警察を呼ぶ」と言うと「じゃあ3万円出せ」と言われ、結局、Nさんは運転手に3万ウォンを支払ったという。
8日、韓国観光公社が発表した「2010~2014年苦情受付現況」によると、昨年の外国人観光客の苦情件数は前年比4.2%増の1154件。主な苦情として、店員の呼び込みや違法タクシー、不法ゲストハウス、偽物商品、ぼったくりが挙げられた。ソウルの観光警察隊は主要観光地を集中的に取り締まるなど、外国人を相手にした違法行為をなくすために奮闘している。
これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「国の恥だ。ソウルの人たちは、外国人観光客だけじゃなく、地方から来た韓国人にも同じことをする」
「『また来てもらおう』という考えはないの?」
「韓国人は期待を裏切られることに慣れてしまっている。5回ならいい方だ」
「ソウルは行くたびに中国化していると感じる。人が多いし、町はごちゃごちゃしていて悪臭がする。それなのにぼったくりまで?外国人に『二度と韓国に行きたくない』と思われてもしょうがない」
「何度も日本を旅行しているが、韓国人や中国人のように、外国人観光客相手に詐欺を働こうとする日本人を見たことがない」
「ああ、恥ずかしい。日本に行って接客を学んで来い!」
「日本に生まれたかった」
「ぼったくりやタクシー運転手のせいで、本当に日本人観光客を見なくなった」
「本当の愛国心とは、『独島(竹島の韓国名)は韓国の土地だ』と叫んだり、スポーツ大会で金メダルを取ることじゃない。道徳的に『外国人のお手本』になることが真の愛国だ」
「中国人は日本を嫌っているが、一度日本に行くと日本が大好きになるという。韓国はその反対。韓国を好きな中国人は、一度韓国に行くと韓国が嫌いになる」
「腕をつかんで無理矢理店に連れ込もうとするヨーロッパ人たちよりはましじゃない?」
「隣国が世界最高のサービスを提供する日本ということも不運だ。中国や東南アジアの国と比べたら、韓国はましな方」(翻訳・編集/堂本)