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沖縄県は25日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部で沖縄防衛局が投入した大型コンクリート製ブロックによるサンゴ礁損傷が、海底を掘削する岩礁破砕に当たるとの認識を示した。県議会米軍基地関係特別委員会の質疑で、県の増村光広農漁村基盤統括監が答弁した。
県はブロック設置場所が岩礁破砕の許可区域外だとして問題視。防衛局は、ブロック設置は岩礁破砕ではないと反論している。増村氏は「(国とは)見解に若干の相違がある」と述べた。
岩礁破砕許可は県漁業調整規則に基づくが、所管する農林水産省によると岩礁破砕の定義に明文規定はない。
2020年東京五輪・パラリンピックのゴールドパートナーとなり、記者会見した野村ホールディングスの吉川淳代表執行役グループCOO(左)。右は組織委員会の布村幸彦副事務総長=25日、東京証券取引所
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会と野村ホールディングス(HD)は25日、国内最高位スポンサーの「ゴールドパートナー」契約を結んだと発表した。最高位の協賛企業は9社目で、契約期間は6年。
原則1業種1社で、野村HDは証券分野で契約。東京証券取引所で記者会見した吉川淳代表執行役グループ最高執行責任者(COO)は「デフレから脱却しつつある日本経済にとって、その流れを加速させるチャンス。大会準備を盛り上げることで、経済の持続的な成長に貢献できると考えている」と述べた。
スポンサーは三つのランクに分かれており、ゴールドパートナーには他にNTT、アサヒビール、キヤノン、NEC、富士通、JX日鉱日石エネルギー、東京海上日動火災保険、日本生命保険が決まっている。
ノヴァコヴィッチが前所属清水の年間MVP賞金100万円全額寄付、年間シート購入
昨季まで清水エスパルスに在籍していた名古屋グランパスのFWノヴァコヴィッチが、清水の昨季の年間MVP『グッドJOB賞』の賞金100万円を全額寄付したことが分かった。100万円分の年間シートを購入し、静岡市の国際交流協会に寄付した。今後は国際交流や多文化共生事業、チャリティー等に使用されるという。
贈呈された年間シートは1階自由席で、大人20席、小中高25席で年間に換算すると900席になる。
3月20日~22日の3日間、東京ビッグサイトで開催された日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2015」。AnimeJapan実行委員会の発表によると、総来場者数は12万1540人と事前の予想を上回り、人気の高さをうかがい知ることができるイベントとなった。
多くのブースがひしめく会場内で、白とオレンジのテーマカラーが目を引くひときわ大きなブース。NHN PlayArtが提供している無料のスマートコミックアプリ「comico」のブースだ。
comicoは先日、連載作品の中から『ナルどマ』『ももくり』『スーパーショートコミックス』『ReLIFE』『ナンバカ』の5作品をアニメ化すると発表しており、AnimeJapan 2015で詳細を明らかにするとしていた。本記事では、3月21日に行われたアニメ制作発表会の様子をお届けする。キャストや監督、「スーパーショートコミックス」の主題歌を担当するアニソン界の帝王こと水木一郎さんに加え、comicoコンパニオンたちによるコスプレステージまで、盛りだくさんの内容だ。
●作者、声優、“アニキ”までも登場したアニメ制作発表会
2015年5月の放送を予定している「ナルどマ」の発表では、尾中たけし監督、ハギト役のまっくすさん、ケイ役の宮崎敦巳さん、モノ役の安達勇人さんが登壇。「『ナルどマ』テンポと間が良い作品」と尾中監督。キャストもぴったりな配役と自信をのぞかせた。
もともと原作を好きで読んでいたというまっくすさんは、普段はMなので、ハギトを演じるときだけはナルシストなキャラになれるように努力したいとコメント。お腹が出ていることから事務所の仲間からは“ラード神”と呼ばれているらしく、走りこみをして、本番までにハギト役に合った体型にしていくことを約束した。
2015年内に放送予定の「ももくり」の発表では、金子文雄プロデューサーと吉江輝成プロデューサーが登壇。「ももくり」は、桃月くんと栗原さん、そしていろいろなキャラクターに「二重三重にキュンキュンする作品」と語る両プロデューサー。トーク中は幾度となく「キュンキュン」という単語が飛び出した。声優は現在選考中とのこと。
当日来られなかった平池監督からの手紙も読まれ「もじもじするももくんだったり、かわいく暴走する栗原さんだったりを、早くアニメにして皆さんに見てもらいたい。うずうずキュンキュンしてもらいたい」とアニメ放送に向けて意欲的に取り組んでる様子が伝えられた。…
■カネボウの繊維部門を継承
一貫生産体制の確立は、オイルショック以降、斜陽化が進む繊維産業において、セーレンが生き残るためにどうしても成し遂げなければならない経営課題の一つでした。
繊維産業の製造工程には、原糸製造、織り・編み、染色加工、縫製があり、工程ごとに業界が分断されています。そのなかでもセーレンは染色加工を専門とし、取引先から預かった生地を指示どおりの色や柄に染める委託賃加工を生業としていました。業界としてはこれが当たり前ですが、製造工程が分断されていると品質・納期・コストのトータルコントロールができないばかりか、問題が発生した際の原因究明や対策にも支障が出ます。結果的に、我々のような立場の弱い下請けが責任を押し付けられる事態がまかり通っていました。
1990年代に入り、セーレンは自動車内装材分野へ参入。これをきっかけに、織り・編み、縫製を担う子会社をそれぞれ設立し、製造工程の内製化を進めました。最後まで課題として残ったのが、原糸でした。原糸生産機能をゼロから立ち上げるのは至難の業です。それでもなんとかして原糸工程を内製化したい。模索していた矢先、2004年にカネボウが倒産。同社の繊維部門(合繊事業)は「再生不能」の第4分類に分類され、売却先が決まらない状況のなか、セーレンだけが買収に名乗り出たのです。
再生不能の繊維部門を、しかも染色加工の下請け会社であるセーレンが買収するなど、社長の川田は頭がおかしくなったのか。業界ではそう噂されました。当時、業界団体の会長を務めておられた東レの前田勝之助さんに呼び出され、「合繊メーカーですらカネボウには魅力を感じないから、誰も買おうとしない。素人の君たちが手を出しても失敗するだけだから、やめておきなさい」と親切な忠告まで受けました。しかし、私たちは合繊メーカーになるためにカネボウの繊維部門を買収したいわけではありませんでした。一貫生産体制の実現のために、どうしても製糸機能を手に入れる必要があったのです。
カネボウ繊維部門の買収によって一貫生産体制の実現に大きく前進した一方で、弊害もありました。本業である染色加工の取引先の一部が、繊維業界の常識を破った私たちに不信感を抱き、「そんな会社に仕事を頼めない」と他社へ転注していったのです。これには社内が動揺しました。正直、私も参りました。しかし、それまでのように委託賃加工に頼るばかりでは、先がないことは明らかです。…