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青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞を受賞した浜松市出身の天野浩・名古屋大教授(54)が16日、母校の静岡県立浜松西高校(浜松市中区)で受賞記念の講演を行った。
天野教授は全校生徒ら約1200人を前に、「未来を築く皆さんへ」と題して講演。浜松西高で担任だった数学の恩師と出会い「論理的に考えれば、どんな難しい問題も解けることを教わった」と、高校時代を振り返った。青色LEDを研究テーマに選び、実験を繰り返して開発に成功した経緯も語った。
さらに「皆さんの中から次の(ノーベル賞)受賞者が出るでしょうから」と話を振って、受賞後は行事や取材対応、講演の依頼が殺到すると実感を語り、「受賞者に最も大切なのは体力。期待しています」と呼びかけた。
講演後は「グラウンドも体育館も昔と同じで懐かしかった」と笑顔を見せ、「次の時代を築くのは若い人たち。今何をすべきか自分たちで考えてほしい」と後輩にエールを送った。