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魔法ですか? いいえ、サイエンスです。
高層ビルの建設ラッシュはエレベーター業界にとっては良いニュースかもしれませんが、高いビルが増えれば増えるほど、ビルによって日光を遮られてしまう人も増えてしまいますよね。そんな問題を解決すべく、ある建築会社が、影のできない高層ビルのデザインを発表しました。
このビルを発表したのは、ロンドンの建築会社NBBJ。グーグルやサムスン、アマゾンなどのオフィスをデザインしたことで知られています。Wiredによれば、NBBJがデザインした2棟1組のビルは、壁面が鏡になっており、互いに日光を反射しあうので、影ができないようになるのだそう。
以前ロンドンでビルの反射光によって車が溶けてしまったというニュースがありましたが、今回NBBJが提案しているビルは光を拡散させるので、反射光の熱で車を溶かしたり、目玉焼きを焼いたりする心配はありません。
このビルは、大きな紙の前に座ってかっこいいデザインをスケッチするという方法ではなく、見た目の美しさをキープしたまま、影を作らない(かつ、倒れない)デザインができるまでコンピューターモデルを微調整するという方法で設計されたようです。
2020年のオリンピック開催に向けて東京でも高層ビルの建設ラッシュが続いていますが、こんなビルだったら日当たりを気にせずに済みますね。
image by NBBJ
source: Wired
Chris Mills – Gizmodo US[原文]
(原田真理恵)
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