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米AppleはOS X Yosemite(10.10.2)の脆弱性を修正する「セキュリティアップデート2015-003」を3月19日付で公開した。
同社のセキュリティ情報によると、今回のアップデートでは2件の脆弱性を修正した。このうちiCloudキーチェーンの脆弱性では、データ処理方法に複数のバッファオーバーフロー問題が存在していて、ネットワーク特権を持つ攻撃者に任意のコードを実行される恐れがあった。
また、IOSurfaceの型の取り違え(type confusion)に起因する脆弱性では、悪質なアプリケーションがシステム特権で任意のコードを実行できてしまう恐れがあった。
なお、今回のセキュリティアップデートには、Appleが3月9日にリリースした「2015-002」の内容も含まれるという。