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イオンは3月19日、スマートフォンの2015年春夏モデルを発表した。ラインアップと税込端末価格、発売日は、「VAIO Phone VA-10J」が5万1840円で3月22日、「KYOCERA S301」が3万2184円3月27日、「Xperia J1 Compact」が5万9184円で4月20日(予定)。同社は販売ターゲットをこれまえで高齢者層から、それ以下の層拡大するために日本ブランドの端末を投入する、としており、国内メーカーのSIMフリースマートフォンのシェア争いが本格化しそうだ。
●市場全体は前年比で4倍の勢い、約1割の販売台数構成比
製品発表会でイオンリーテールの橋本昌一・デジタル事業部長は「今回の新機種で、イオンモバイルはネクストステージに入る。これまで55歳以上のGG(Grand Generation)世代のガラケーユーザーをターゲットにしてきたが、今回はそれ以下の層も対象にしていく」と、現在メガキャリアのスマートフォンを使っているユーザーの買い替え需要も狙うと語った。そのため、「今使っているスマホからの買い替えの際、この機能は譲れないというこだわりがある。また端末のブランドや通信速度、通信容量にこだわる人も多い。こうした多様なこだわりに対応するため、品ぞろえを広げた」と話す。
BCNの調査では、スマートフォンに占めるシムフリーモデルの販売台数構成比は2月現在で9.8%とほぼ1割。昨年2月は2.4%だったが、そこから比べると急速に市場は拡大している。橋本事業部長は、具体的な数字の言及は避けたものの、イオンで取り扱うスマートフォンに占めるイオンスマホの割合は「記者のみなさんの想像よりも高いと思う」と話し、事業の好調をアピール。また、売り上げの伸びに関しても、イオンスマホを始めた昨年に比べ「楽に倍を超える勢い」と語る。BCNの調査でも、2月のSIMフリースマートフォンの販売台数前年同月比は389.1%と約4倍。スマートフォン全体では同102.0%と、ほぼ前年並みにとどまる中、突出して大きな伸びを示しているのがSIMフリーのスマートフォンだ。家電量販店の現場でも「SIMフリースマートフオンと格安SIMを、一つの売りの柱にしたい」という声も聴かれており、好調が続いている。
●早くも実現したVAIO対ソニーの直接対決、軍配はどちらに?
今回、特に注目なのは、ソニーから独立したVAIOがリリースした初のスマートフォン「VAIO Phone VA-10J」とソニーの「Xperia J1 Compact」が同時に発表されたことだ。…