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おニャン子クラブが今年で結成30周年を迎える。
秋元康プロデュースのいわばAKB48(AKSグループ)の“ハシリ”である彼女たちは、当時「普通の女子高生」というキーワードで世間を席巻し、社会現象にもなった。
『夕焼けニャンキャン』(フジテレビ系)で生まれた素人たちがアイドル軍団として成長していった様は80年代、バブル経済突入の象徴だったといえよう。
AKB48に例えるならば、前田敦子なのか大島優子なのか、はたまた指原莉乃なのか……おニャン子の「ドセンター」だった新田恵利は当時を次の様に振り返る。
「生放送でしたが、番組をやっている気がしなかった。制作側から言われた事をこなしていたら番組が始まっていて、ふと気が付いたら“バイバイ~”と放送終了。あっという間だったので、その分プロ意識が欠落していたような……」
苦笑いしながら回顧する新田だが、「会員番号4番」といえば当時の男子中学生、高校生にとって「憧れの存在」。今でいうストーカー被害も受けていたとか。
そんな男子生徒の女神にも弱点はあった。それが歌。ヒット曲『冬のオペラグラス』の“残念”な歌唱力は今でも業界の語り草になっている。
今年、結成30周年を迎える、そんなおニャン子クラブが、メンバーのグループ、ソロを合わせた全126曲をCD-BOXセットで復刻、9万2000円(税抜き)で完全予約生産で限定発売されるという。新田の「伝説」が30年間の時を経て復活するのだ。
「私は歌がダメ、水着はダメ…と結構、NGが多かったんです。歌はみなさんご存じの通りで、一昨年放送された『あまちゃん』(NHK)でも私と思える会員番号4番の子が秋元さんと思しき古田新太さんから“4番はダメだ”みたいな事を言われていました。番組を見ていた私はズッコケてしまい、手にしていたトーストをテーブルの上に落とすハプニング。苦笑いモノです。
水着の方は、ある雑誌のグラビアでビキニ姿になったのですが、それを見た貴さん(番組の司会を務めていたとんねるず・石橋貴明)から『お前の(ビキニ)写真で何人のオトコがヌイていると思う?』なんて冷やかされた事がトラウマになって以後、ビキニは着られなくなった。私は人前で大胆な露出をするのに抵抗があって、おニャン子卒業後に今後の活動を考えた時でも“女優はヌードがあるから止めよう”と思ったほど。貴さんの発言はショックでしたね」
と、当時の心境を新田は「いい思い出」と柔和な表情で語る。…