[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
うーん、天才プログラマーという感じ。一分の隙もない。
8月に開催された「SIGGRAPH 2006」で、Significant New Researcher Awardを受賞。学生時代からユーザインタフェースとCGの研究を続けてきた。受賞できたわけを尋ねると「(SIGGRAPHの資料を取り出し)いろいろ向こう側の理由が書いていますね。質問に対するお答えとしては、研究の積み重ねが評価されたのであって、方向性そのものではないと思います」となかなかつれない。
五十嵐健夫の名を最も有名にしたのは、3次元お絵描きモデリングツール「Teddy」。2Dインタフェースから簡単に3Dモデルを生成できる。そして、いつも必ずといっていいほど登場する、オリジナルの「クマ」。気恥ずかしそうに「実はすごく計算し尽くされたクマなんですよ」と教えてくれた。
「これは10年間以上描き続けることで得られたプロポーションなんです。授業中はクマばかり描いている生徒でした。一番好きだった世界史の授業では、エジプト風のターバンを巻いたクマとか、チャイナドレスのクマとかを描いていました」
では、いつ頃からそのクマのイラストを?
「三つ子の魂なんとかというやつで。コンピュータ(PC-6001 mkII)がはじめて家に来たときも、それを使って描いていましたね」
当時使っていたペイントソフトというと……。
「10歳くらいの頃に、BASICで絵を描くプログラムを作って。それでクマを描いていたような気がします。ある意味、今やっていることと似ているかもしれないですね」
うーん、やっぱりすごい。
SIGGRAPH: Special Interest Group on computer GRAPHics。
米国コンピュータ学会(ACM)が主催するCGとインタラクティブ技術の祭典。