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三菱東京UFJ銀行は26日、1月から適用する住宅ローン金利を引き下げると発表した。
みずほ銀行と三井住友信託銀行も引き下げる方向で、低金利競争が一層激しさを増している。
三菱東京UFJとみずほは、10年固定型で最も信用度の高い人に適用する金利(最優遇金利)を12月より0・1ポイント引き下げ年1・15%とし、これまでの最低を更新する。
他の大手行との差別化を進める三井住友信託は0・1ポイント引き下げて年0・90%とし、同様にこれまでで最も低い金利となる。
各行が金利を相次いで引き下げるのは、日本銀行が行う大規模な金融緩和を受け、指標となる長期国債の利回りが一段と低下しているためだ。
加えて、銀行同士の貸し出し競争の激化も金利を一段と押し下げている。貸出先を増やしたい地方銀行が、本来の地盤を越えて営業を展開し、大手行に比べて一段と低い金利を提示したりするためだ。
大手行からは、「個人顧客とは住宅以外での取引をもっと増やさないと利益が出なくなる」との声も聞かれるが、競争はやむ気配がなく、今後一層の金利低下も予想される。