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半透明の色紙「トランスパレントペーパー」を使った紙細工が人気となっている。
星や花などをモチーフにした飾りを作って窓に貼ったり、天井からつり下げたりすることで、部屋に彩りを添えられる。
玩具の輸入を手がける「おもちゃ箱」(東京)によると、トランスパレントペーパーは北欧で親しまれている折り紙。1枚で作る日本の折り紙と違い、花びらなど同じ形のものを複数折って、それらをのり付けして花や星などの形に仕上げていくのが特徴だ。
北欧では、日差しが弱くなる冬、窓辺に飾って紙を通して差し込む光を楽しむという。折って紙が重なった部分に色の濃淡が出て、複数の色を組み合わせると華やかになる。
日本では輸入雑貨店や、インターネットによる通信販売などで、16センチ角で約100枚セットになったものが700円程度で販売されている。
手軽さが魅力で「単純な模様の飾りなら20分ほどで作れます」と、工芸教室を東京で主宰している鈴木恵美さんは話す。鈴木さんは4年前からトランスパレントペーパーを使った紙細工を教えている。
親子で飾りを作って楽しんでいる神奈川県の主婦(40)は、「なかむらや」名義の自身のホームページ(www.トランスパレント.jp)で折り方を紹介。折り目や貼り合わせる位置を写真で示した手順書も無料で公開している。「冬は窓ガラスが結露して飾りが水分を吸収してしまうので、作った飾りを窓に貼るのではなく、天井からつるしてもいい。単色だけではなく、様々な色を組み合わせてもきれいです」と、この主婦は話している。