[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
お彼岸の食べ物といえば、ぼたもちとおはぎだろう。だが、「ぼたもち」と「おはぎ」の違いについて、知っている人はどのくらいいるだろうか。特に気にしたことのない人も少なくないだろうが、これらの違いを理解するとお彼岸に対する意識が高まるかもしれない。「おしトピ by 教えて!goo」でもこんな声が寄せられていた。
「『おはぎ』と『ぼたもち』はどう違うのか」
■ぼたもちとおはぎは同じもの?
「私の所では、つぶあんでもこしあんでも、春はぼたもち、秋はおはぎと呼んでいます。…(以下略)」(luiさん)、「春=ぼたもち(牡丹)、秋=おはぎ(萩)ですね」(dai-mさん)、「(前略)…基本的には同じもので季節によって呼び名を変えるというのが一般的のようです」(kussa-さん)と、各々の意見が集まった。
ほかにも「(前略)…私のばーさん(故人、明治34年静岡県生まれ)は、ことあるごとに『ぼたもち』と言っていました。しかし街中(実家のある横浜市)のお店をみると『おはぎ』と書かれていました…(以下略)」(noname#21384さん)と、気になる意見も。
なかには「(前略)…関東出身の某歴史人物が好きで、歴史資料本もいろいろと読んでおります。その中に、彼が故郷(現在の東京都日野市)に立ち寄った際、友人の家を訪ねて『ぼたもち』を食べていけと勧められたというエピソードがあります。旧暦3月始めのこと、つまり季節は春です」(Tosshie-Toshikoさん)と、歴史を物語る声も寄せられた。
■ぼたもちとおはぎの違い
実際のところ、ぼたもちとおはぎは何が違うのだろうか。葬儀や葬儀後の各分野の知識や近年の傾向などに関する情報を発信しているエンディング編集部にお話を伺った。
「『おはぎ』と『ぼたもち』の材料に厳密な違いがあるわけではありませんが、地域やお店、風習によって違いがあるようです。こし餡を使ったものを『ぼたもち』と言い、粒餡のあんこやきな粉をまぶしたものを『おはぎ』と呼ぶところもあります」(エンディングパーク編集部さん)
一部の読者からも意見が寄せられているが、ぼたもちとおはぎの由来についてはどうだろうか。
「ぼたもちは春の花である牡丹の花にあずきの粒を見立てて『ぼたん餅』から『ぼたもち』になったと言われています。おはぎは秋の七草と呼ばれる『萩』の花が小豆の粒と似ていることから『萩餅』、それから丁寧な『お萩餅』、そして『おはぎ』という呼び方になったと言われています」(エンディングパーク編集部さん)
■お彼岸におはぎとぼたもちを食べる理由
おはぎとぼたもちのいずれにも小豆が使われている。…