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全国1千万人のプロレステーマ曲ファンの皆さま、こんばんは。フリーアナウンサーの清野茂樹と申します。さあ今日は、大物登場であります。
かつて橋本真也、武藤敬司、蝶野正洋、そして小橋建太と、そうそうたる顔ぶれの入場テーマ曲を作曲し、発売中のアルバム『闘魂三銃士 最強ベスト』でファンを狂喜乱舞させている鈴木修さんに、テーマ曲の醍醐味(だいごみ)について語っていただきたいと思います!
***
―まず、鈴木さんが作曲した主なテーマ曲を挙げてみると…。
橋本真也 ♪『爆勝宣言』
武藤敬司 ♪『HOLD OUT』♪『SYMBOL』
グレート・ムタ ♪『MUTA』
蝶野正洋 ♪『FANTASTIC CITY』
小橋建太 ♪『GRAND SWORD』
藤波辰爾 ♪『RISING』
佐々木健介 ♪『POWER』
船木誠勝 ♪『TO-U』
越中詩郎 ♪『SAMURAI』
小島 聡 ♪『STYLUS』
後藤達俊 ♪『Mr.B.D.』
田上 明 ♪『THRUSTER』
森嶋 猛 ♪『EXTRA STATUS』
潮﨑 豪 ♪『ENFONCER(アンフォンセ)』
と、これだけ多くの大物レスラーのテーマ曲を作曲したのは驚きですが、最初に作ったのは誰の曲だったんですか?
鈴木 藤波(辰爾)さんの『RISING』です。藤波さんには『マッチョ・ドラゴン』などのオリジナル曲がありましたが、ジュニアヘビー級時代からの曲なので、ヘビー級にふさわしい曲を依頼されたんです。
それと、同時期に船木(誠勝)さんの曲も作りました。船木さんは当時20歳くらいでしたが、末恐ろしいというか強いものを秘めていた。彼にすごく惹(ひ)かれて意気投合し、海外修行に出る時には「帰ってきたらテーマ曲を作ってほしい」という話があったんです。
―でも、船木さんは帰国後、UWFに引き抜かれますよね。
鈴木 はい。当時、私が所属していた会社と新日本は同じテレビ朝日内にあり、「どうするの?」って聞いたら、船木さんは「これから猪木さんと会って最後の決断をしてくる」と。やがて号泣しながら出てきて「俺、Uいくっす」って。
でも実はその時、すでに曲は用意してあったんです。テープをUWFの事務所に持っていき、しばらく使っていただきました。『TO-U』というタイトルは「あなたに」と「UWFへ移籍」をかけています。
―Wミーニングだったんですか! 今もWRESTLE-1で使ってますよね。鈴木さんがテーマ曲を手がけられるようになった経緯を伺いたいのですが、もともとは「音効」(音響効果)の仕事をされていたんですね?
鈴木 テレビ朝日の子会社だったTSP(東京サウンド・プロダクション)に入社して報道やスポーツなどいろんな番組を担当していました。…