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何かと疲れる現代社会で生活していると、ふかふかのベッドや布団に寝転がって、安らぎたくなるものだ。そんな安らぎの場所であるベッドと布団、皆はどちらを愛用しているのか、「おしトピ by 教えて!goo」で聞いて見たところ、こんな声が寄せられた。。
「あなたは布団派、ベッド派?」
■夏は1階で畳に布団、冬は2階でベッド
「ベッド派ですね。簡単なんで」(青梵天さん)、「ベッド派ですね。高齢になるほどベッドが体の負担を和らげてくれるとテレビでやっていました」(ネオようさんさん)、といった理由からベッドが良いとの回答が見られた。
他方、「寝相が悪いので布団です」(Roselineさん)、「畳に布団ですね。日本人ですから……。ベッドは腰が痛くなります」(mr_poohさん)、とベッドに負けず布団のニーズも根強かった。
中には、「夏は1階で畳に布団、冬は2階でベッド。だって夏は暑いから2階に行きたくないんだモ~ン」(なすのさん)、とシーズンで使い分ける人もいた。
■マットレスの“ヘタリ具合”が目安
さて、ベッド、布団いずれにしても、ふかふか感を味わうにはマットレスの弾力性が命と言える。だがウレタン製のものは、使用年数とともにだんだんとその弾力性が衰えてくる。そこで、マットレスメーカーのアキレス・ウレタン販売部に、ウレタンマットレスの寿命について、聞いてみることにした。
まず、寿命といってもウレタンマットレスには様々な種類があるため、一概にいうのは難しいという。それを前提として今回は、同社製品を例に説明してもらった。
「マットレスの“ヘタリ具合”を製品寿命の判断基準にしています」
ヘタリとは、ウレタンフォームに荷重をかけたときに厚みや硬さが減る現象のことで、このヘタリを見るには、「復元率」というJIS規格があるそうだ。
■マットレスの寿命は約3~5年
「復元率」を測定したところ、同社製ウレタンマットレスの中材であるウレタンフォーム自体の寿命は5年ぐらいだが、マットレスのカバー生地の種類によってダメージ状況が異なるため、「約3年~5年」としている。
では、より長持ちするウレタンマットレスをユーザーが買い求めるにはどうしたらいいのか。
「ご購入の際、まず品質表示札をご確認いただければと思います。それに復元率の項目が表示されていますので、その数値が大きいものを選ぶと、ヘタリにくく、長く使えます」
家庭用品品質表示法で、50ミリ厚以上のウレタンマットレスに対しては、品質表示の取り付けが義務付けられているのだ。…