中東が誇る大都市ドバイで、このほど地面に散らばっているお金を多くの人が無我夢中になってあさる様子が伝えられた。「神のご加護か」と話題を呼んでいる。
世界で最も裕福な人々が集まるアラブ首長国連邦の最大の都市ドバイ。政府から支給される諸手当は限りなく厚く、この国の国籍を持つ人々が金満人生を謳歌していることは有名だ。しかし彼らは人口のうちのほんの一握りでしかなく、8割以上が労働のためにそこに暮らしている移民たちである。
英メディア『metro.co.uk』が伝えているところによれば、そんなドバイの街で今、歩行者らが「空からお金が降ってきた」と言いながら夢中になって路上に散乱している紙幣を拾いあさっているという。紙幣は日本円にして1万6200円ほどという500UAEディルハム(AED)。かなりの量であるため、総額は見当もつかないそうだ。
「金は天下の回りもの」とはよく言ったもの、拾いきれなかった分はまた強風にあおられ、隣の町の人々を歓喜の渦に巻き込むに違いない。中東は風が強く、重い呼吸器疾患を引き起こすなど独特の砂嵐は特に嫌われているが、こうしたハプニングだけは大歓迎であろう。“散財”してしまった富豪からの被害届といった情報は今のところないようだ。
※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)子供同士の喧嘩に、もはや親や教師では解決できなくなっているということか。「たかが子供同士の喧嘩」と軽くあしらわなくなってきた最近の米国。それは法の力によって裁かれる寸前まで来ているようだ。テキサス州でこのほど…。
米テキサス州ダラスの北西に位置するハイランドビレッジという町で、トム&エイプリル・ジョンソンさんという夫妻を激怒させたこのたびの事件。20日昼過ぎ、彼らの10歳になるプレストン君という息子が近隣住民に暴行を働いたとして逮捕され、デントン郡少年拘置所でまる1日過ごすはめになってしまったというのだ。
発端はプレストン君が少し前に隣家に住む少年と喧嘩したことにあった。事実を確かめるためのその話し合いがこじれ、少年の家族が警察にプレストン君を突き出したのだ。息子の逮捕・連行にジョンソンさん夫妻も駆けつけたが、彼らは事情聴取を受けることもなく引き取るよう命じられた。急きょ雇った弁護士の強力な働きかけにより、プレストン君は21日の午後にやっと帰宅することが叶ったという。
母親のエイプリルさんは地元メディア『CBS 11 News』の取材に、自慢の息子だとして写真を公開しながら「プレストンはカブスカウトや合唱団に所属し、サッカーにも夢中。模範的な児童だと評価されてきた子です。ところがあちらは些細なことですぐに警察を呼ぶことで有名です。敷地に一歩入っただけで大変なことになります」と語り、その家庭を強く批判した。
一方でハイランドビレッジ署は、同メディアを通じて「我々のポリシーの範囲を超えるようなことが発生しない限り、このような年齢の少年を逮捕することは通常はありえません。人命が最優先との判断によるものでした」と声明を発表。市民への理解を強く求めているが、具体的に何があったのかは明らかにしていない。
※ 画像はbreitbart.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)