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中国の第12期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第3回会議の記者会見が4日午前に行われ、傳瑩外務次官(全人代報道官)が「15年の国防予算は約10%増」と述べたことを受け、中国の著名な軍事専門家、徐光裕少将が香港フェニックステレビの取材に応じ、「今年の増加幅は妥当」との考えを示した。4日付で鳳凰衛視が伝えた。
徐氏によると、約10%の増加とした場合、今年の国防予算は約9000億元(約17兆1900億円)、米ドル換算で1450億ドル、国内総生産(GDP)に占める割合は1.4%前後となり、世界平均を下回っている。徐氏は「今年のGDP成長率の目標は7%前後、国防費の増加幅はこれとほぼ合致しており、理にかなっている」と主張した。
さらに、「中国の昨年の1人当たり国防費は約5万7000ドルとかなり低い水準だが、日本の自衛隊は21万ドル、米軍は43万ドに上る」とし、「今の国防予算では需要を完全に満たしていない。GDPの成長速度に合わせて徐々に国防予算を引き上げるのは、至って正常なことだ。海外メディアが総額だけを見てあれこれ言うのはおかしい」と指摘した。
(編集翻訳 小豆沢紀子)