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【チュニス秋山信一】事件の現場となったチュニジアの首都チュニスの国立バルドー博物館のモンセフ・ベンムーサ館長(50)が21日、毎日新聞の取材に応じ、24日に博物館を再開することを明らかにした。館長は「卑劣なテロや文化の破壊行為に屈しない強い姿勢を見せるため、早期再開を決めた」と話した。
ベンムーサ館長によると、館内では21日も警察の実況見分や片付け作業が行われたが、23日までに再開準備が整う見通しとなった。世界的に有名な古代ローマ時代のモザイクなど展示品には損傷はないという。チュニジア国内だけでなく、日本など各国の文化関係者からも早期再開を望む声が上がっており、教育省などと協議した上で再開を決めた。事件当時、ベンムーサ館長は敷地内の別棟で会議中で無事だったという。
21日朝には日本人遺族が献花に訪れた。ベンムーサ館長は「犠牲者のことは本当に気の毒に思う」と話した。
【チュニス時事】英BBC放送によると、チュニジアのカイドセブシ大統領は22日、博物館襲撃事件に関し、現場で射殺された2人以外に容疑者1人が「逃走している」と述べた。
【チュニス時事】チュニジアのカイドセブシ大統領は21日付のフランス誌パリマッチ(電子版)とのインタビューで、日本人3人を含む約20人が犠牲になった観光客襲撃事件当時の当局の警備態勢について「警察と情報機関の連携は十分ではなかった」と語り、不備を認めた。
大統領は、国立バルドー博物館に襲撃犯侵入を許したことで「(2011年のアラブの春の)革命以降のわが国の行政能力弱体化を自覚すべきだ」と語り、政治の混乱の影響が背景にあると指摘。その上で態勢立て直しに全力で取り組んでいると強調した。
(台北 22日 中央社)昨年秋からの少雨の影響で、深刻な水不足に見舞われている台湾。台北自来水(水道)事業処は22日、今年2~7月分の水道使用量が前年を下回った場合、料金を最大で15%割引く節水奨励策を実施すると発表した。
同処によると、この奨励策は、期間中の水道使用量が前年比で10~20%、20~30%、30%以上減少した場合、料金をそれぞれ5%、10%、15%割引くという。
北部の桃園市と新北市の一部では、4月1日から1週間のうち2日間にわたって水道水の供給を中止する時間指定断水の実施が決まっている。一方で、台北市に水を供給するダムの貯水量は十分にあり、4月末まで渇水の心配はない見込み。
(顧セン、黄麗芸/編集:齊藤啓介)
22日、アフガニスタンの首都カブールで、リンチを受けて殺害された女性のひつぎを担ぐ人々(AFP=時事)
【カブールAFP=時事】アフガニスタンの首都カブールで19日、イスラム教の聖典コーランを燃やしたと疑われた27歳の女性が群衆からリンチを受け死亡し、遺体に火を付けられる事件が起きた。22日に行われた女性の葬儀には数百人が参列し、容疑者への裁きを求め抗議の声を上げた。
ガニ大統領も「許し難い」とリンチを批判。国連も非難声明を出した。
殺害された女性の父親によると、女性はイスラム学の学位を持ちコーランを暗唱できるほどだった。コーランを燃やすはずがないと訴えている。