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◇太地の博物館 あすから公開
太地町立くじらの博物館は、昨年11月に同町沖で捕獲された白いハナゴンドウ2頭(いずれも雄)を、ホワイトデーの14日から一般公開する。
頭の周りに黒いぶち模様がある1頭は、推定年齢2歳で体長2・4メートル、重さ180キロ。全身のほとんどが白い1頭は、推定4歳で2・6メートル、240キロ。いずれも色素の減少で皮膚が白化する「白変種」とみられる。
いけす(12メートル四方、深さ3メートル)の環境に慣れさせるため公開してこなかったが、徐々に飼育員にもなつき、今では餌をねだって体を伸ばし、水上に顔を出すまでに。イカを1日15キロ分食べ、健康状態も良好という。
同館では、突然変異の「アルビノ」で全身が白いバンドウイルカ「スピカ」も飼育しており、「白変種」と「アルビノ」の違いをパネルで説明する。同館の稲森大樹学芸員は「正常なハナゴンドウも同じいけすで泳がせるので、違いに興味を持ってもらえるのでは」と話している。