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京都大吉田キャンパス(左京区)で見つかった5世紀後半の埴輪(はにわ)や須恵器などを紹介する「文化財発掘」が、京都大総合博物館(同区)で開かれている。
研究教育拠点であるキャンパスの歴史的な意味を知ってもらおうと、同館などが企画した。京都大文化財総合研究センターは2011年、同キャンパスに国際交流会館が建設されるのに先立って一帯を発掘調査。方墳の溝が確認され、大量の埴輪の破片などが出土したという。
会場には、馬や家、人をかたどった埴輪、埋葬時に収められたとみられる須恵器など約80点が並んでいる。埴輪は割れた状態で見つかったが、接着剤や石こうで復元した。同センターの冨井真・助教は「埴輪を通じて、古代人の造形感覚をイメージしてほしい」と話している。
4月19日まで。観覧料は一般400円、大学・高校生300円、小中学生200円。問い合わせは、同館(075・753・3272)へ。