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◇黄色マーカー「食絶対自信あるき」
須崎市観光協会が作った「観光ガイドブック すさき手帖(てちょう)」が、第2回ふるさとパンフレット大賞で、全国のパンフレット約2300点の中から最優秀の大賞に輝いた。マーカーや付箋をあしらい、土佐弁を駆使したつくりが評価された。(山田絵里子)
有名観光地以外にも注目してもらおうと、一般財団法人地域活性化センターが2013年から、優れたセンスで地域情報を発信するパンフレットを表彰している。
「旅に出たくなる、思わず手にとる」がキャッチフレーズで、イラストレーターの南伸坊さんら5人が「デザイン」「言葉の力」「使える情報」「企画力」の4項目について審査。今回は大賞1点、優秀賞2点など計8点が入賞した。
「すさき手帖」はA5判31ページで、14年3月に3万部を発行した。須崎市に転勤になる恋人を持つ女性が、市について下調べをして作ったという設定だ。市観光協会が地元デザイナーと協力して作成した。
名物の鍋焼きラーメンやメジカの新子には、それぞれ「日本一熱いご当地ラーメン」「8、9月に須崎に来たなら必ず食うべし!」と付箋に書かれたデザインになっている。見出しには「食には絶対自信があるき。魚は旨いに決まっちゅう」と土佐弁を使い、「絶対」「魚は旨い」は大きな活字と黄色のマーカーで強調している。
手帳を模した体裁で、利用者が書き込む「旅のメモ」欄もあり、市のキャラクター「しんじょう君」が描かれている。
市観光協会の山中貴志史事務局長は「受賞は『まさか須崎が』とびっくりしたが、うれしい。食、まち、人の面から須崎の魅力を知り、足を運んでもらうきっかけになれば」と話した。
「すさき手帖」は市役所や道の駅で配布している。