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◇倉敷 記念イベントに4万3000人
倉敷市阿知などのJR倉敷駅前の商店街で15日、「くらしき朝市 三斎市」が開かれた。117回目となる今回は、開催10周年を記念して、さまざまなイベントを行い、ふだんより約1万5000人多い約4万3000人が詰めかけた。
各商店街には、倉敷近郊や高梁川流域の特産品などの出店が並び、商店では一部の商品を100円や500円で販売。買い物客らは農産品や海産物、工芸品などを次々と買い求めた。美観地区内では、倉敷芸術科学大の学生らによるライブペインティング、学生や主婦らによる弁論大会などもあった。
三斎市は、江戸時代に盛んだった定期市を再現しようと、2005年7月から毎月第3日曜日に開いている。
同市白楽町の県立倉敷商業高校の生徒10人も参加し、同高が企業と開発した菓子や弁当などを販売。1年小佐井美咲さん(16)は「商店街の活性化に役立てばうれしい。今後の進路を考えるうえでも、いい体験になります」と笑顔を見せた。夫婦で訪れた同市平田の会社員、山本和久さん(54)は「三斎市に来たのは3回目だが、地元の特産品は新鮮なので良い。また来たい」と話していた。
4月12日に投開票される知事選と県議選に向け、各市町へ配布する投票用紙の仕分けと箱詰め作業が15日、津市の県庁講堂で行われた。16日に各市町選挙管理委員会へ発送される。
市町へ発送するのは、知事選と県議選用の投票用紙各155万枚、点字投票用紙各5000枚、船員不在者投票用紙各1500枚など。
作業は15日朝から始まり、県選管の職員ら約30人が投票用紙などを段ボール箱に次々と詰め込んでいった。段ボール箱計約220個は16日朝、トラックに積み込まれ、各市町選管へ配送される。
意匠をこらした屋台などが巡行する「神幸(みゆき)行列」で知られる聖(ひじり)神社(鳥取市行徳)で15日夜、57年ぶりに行われた保存修理事業が完了し、ご神体を仮殿から新しい本殿に移す「出御(しゅつぎょ)」などの遷宮行事があった。多くの市民が訪れ、行事を見守った。
同神社によると、創始は明らかでないが、県保護文化財に指定されている本殿は江戸時代初期に再建されたものという。1958年にも修理が行われたが、近年、風雪などによる腐食や建物のゆがみがあったため、2012年に修理事業に着手した。
厳かな雰囲気の中、ご神体が本殿に戻された後、獅子舞や剣の舞などが奉納された。松田直也宮司(58)は「地域の皆さんからのご協力のおかげでできた。歴史ある神社を将来世代に引き継いでいきたい」と話していた。
東京・銀座のソニービルで開催中の「Sapporo Style インバウンドプロモーション」
地元の材料を使った手工芸品をPRする札幌市のイベント「Sapporo Style インバウンドプロモーション」が、東京・銀座のソニービルで開催されている。手工芸品の展示・販売のほか、85インチの大型スクリーンで動画やスライドショーを流し、あまり知られていない場所やモノ・食も紹介。多くの外国人観光客が訪れる東京でのイベントを通じ、より広くアピールするのが狙いで、イベントは31日まで。
手工芸品は「札幌スタイル」として市が認証した、文房具や家具、化粧品など。現在、38社116製品ある。今年1月に、キーケースやコインケースなどの革製品、スープカレーの器、ちょこ・箸置き・珍味皿の一式「地酒たしなみセット」が加わり、「購買者が従来の女性層に加え、男性層にも広がった」(市経済局担当者)という。
ソニービルの1階エントランスホールには2月、日本政府観光局から認定された「外国人観光案内所」がオープン。スタッフが英語や中国語で対応し、韓国語など多言語に対応したパンフレットも置かれている。
「札幌スタイル」の一例。エゾシカ革を使った(左から)ポーチ、ペンケース、キーケース、コインケース。ファスナーを引く部分は、エゾシカの角でできている(札幌市提供)
今回のイベントは、案内所に隣接するスペースで展開。ソニー企業事業開発室の伊藤高プロデューサーは、「製品を実際に触ることもできて好評。今後も、日本らしさや日本の魅力を伝えていきたい」と話し、4月には「桜」をテーマにした企画を行う。【もぎたて便】
◇玉藻公園で1200点を展示即売
香川伝統の漆芸で生み出された作品を紹介する「香川の漆器まつり」が14日、玉藻公園の披雲閣で始まった。15日まで。
県漆器工業協同組合が主催。21業者が、色漆で文様を描く蒟醤(きんま)の重箱や、文様の輪郭を金で際立たせた存清(ぞんせい)のブローチなど約1200点を展示即売している。
朱色のお盆を買った徳島県美馬市の武岡志保さん(76)は「漆の美しさと手仕事のぬくもりを感じる。お茶を楽しむときに使いたい」と話していた。
県立高松工芸高(高松市)の生徒が考案したゆるキャラ「漆のようせい」のキーホルダーやトートバッグなども販売されている。入場無料だが、玉藻公園の入園料が必要。午前9時~午後4時。問い合わせは同組合(087・841・9820)。