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英語の授業で外国映画の活用を目指す映画英語アカデミー学会(会長=曽根田憲三・相模女子大学名誉教授)が14日、名古屋市千種区の愛知淑徳大学で開催され、市立あずま中学の松葉明教頭らが、映画を使った授業を再現し、教材としての可能性を強調した。
松葉教頭は映画「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」や「スラムドッグ・ミリオネア」などの一場面を上映。「内容的に難しくても、一部に焦点を当てれば、生徒は十分についてくる」と指摘。さらに「映画を使うのは年間でも数時間だが、英語への関心が高まることで、教科書を使った普段の授業への取り組みも変わってくる」と語った。
岐阜県立羽島高校の日比野彰朗教諭と林洋佑教諭は、同校独自に「映画英語」科目の開講準備を進めていることを報告。英語嫌いが大半だったクラスで、映画を使った授業の様子をビデオで紹介した。
学会と同時に、市民向けの映画英語フェスティバルも開かれ約300人が参加。元TBSアナウンサーでタレントの小島慶子さんが「英語と映画と子育てと!」のテーマで記念講演し、映画「ダイアナ」などの上映会もあった。
「春の高山祭」(4月14、15日)を1か月後に控えた14日、祭りを知らせる「のぼり旗」がJR高山駅前に飾り付けられた。
のぼり旗は2本立てられ、長さ約10メートル、幅70センチ。高山市出身の作家で文化功労者の滝井孝作さんが書いた「飛騨高山祭」の文字で染められている。のぼりはクレーンを使って立てられ、「高山祭」と書かれたちょうちんも据え付けられた。
高山駅は現在、駅舎の建て替え工事が行われており、駅周辺は様変わりしているが、のぼり旗が立てられると、通りかかった市民や観光客らが見上げていた。
昨年並みの18万人の人出を見込んでおり、同市観光課は「北陸新幹線も開業し、多くの観光客が訪れることを期待したい」と話した。
◇女優の柳さん、ミシガン乗船
湖国の風物詩「びわ湖開き」が行われた14日、琵琶湖や湖岸では、観光船のパレードやヨシのたいまつ点火などが繰り広げられ、春の観光シーズン幕開けを盛り上げた。
60回目の節目で、陸上と湖上で約1160人が参加。大津市の大津港で開かれた式典では、びわ湖大津観光協会の下條弘会長が「今春から琵琶湖疏水下りも復活する。関係機関と連携し、更なる観光振興を進めたい」とあいさつした。
NHK連続テレビ小説「マッサン」に出演した柳ゆり菜さん(20)は一日船長となり、ベルを鳴らして観光船「ミシガン」の出港を合図。沖合1・5キロ付近で、「春の扉を開く」とする「黄金の鍵」(長さ約1・7メートル)を湖に投じた。周囲では観光船などが円を描きながらパレードした。
おごと温泉観光協会の金子博美会長は「琵琶湖の眺めを楽しみ、おごと温泉にも足を運んでもらえるようPRしていきたい」と話していた。
夜の湖岸ではヨシのたいまつが点火され、市民らが観光船などから楽しんだ。(池内亜希、松久高広)
特殊詐欺を食い止めようと奮闘中の県警の漫才コンビ「フリコマンダーGP」が、“解散”の危機に直面している。メンバーの一人、佐伯真也巡査部長(31)と、プロデューサーでネタも書く上司の山田道広警部(51)の異動が決まったためだ。年末まで予約が入るほど人気上昇中のコンビ。活動継続は実現するのか――。
コンビは昨年6月、生活安全部で広報啓発などを担当する山田警部が、「笑いで防犯意識を高めよう」と発案。部下の佐伯巡査部長と、榊間拓馬巡査長(25)をコンビに任命した。
「警察官が漫才」という意外性に加え、そろいの派手な衣装と黒縁眼鏡のルックスがうけ、各地から依頼が殺到。これまで80以上の舞台を踏んできた。同9月には、ベテラン漫才師「宮川大助・花子」からも直接指導を受け、腕を磨いた。
しかし、今月内示された春の人事異動で、山田警部は大垣署生活安全課長に、佐伯巡査部長も警部補に昇任し、恵那署への異動が決まった。上司として後押ししてきた部長や参事官、課長らも軒並み異動となり、コンビ存続の危機が迫った。
いまや大人気のコンビには、12月まで出演依頼が寄せられている。何とか存続させようと、山田警部は急きょ新作2本を作成。さらに佐伯巡査部長の後任の巡査部長(33)も眼鏡をかけていることに気付き、“2代目”を打診。本人も「頑張ります」とやる気を見せているという。
引退する佐伯巡査部長は「最初は恥ずかしかったが、詐欺被害防止のために必死で駆け抜けてきました」と振り返る一方、「新天地で活動を続けます」とピン(単独)デビューを宣言。榊間巡査長は「息もぴったりだった先輩がいなくなるのは残念」としながらも、「後任の先輩と一緒に、新たな色でコンビを続けていきたい」と意気込んでいる。
ボランティア仲間を増やすことを目的にした啓発イベントが14日、四日市市の近鉄四日市駅前にある市民公園で開かれ、空き缶約1万個を並べて「みんなでつなげる手と手」を表現した。
主催した市社会福祉協議会は、「『み』んなで『し』よにボランティア」にちなんで、昨年から3月4日を「四日市ボランティアの日」と定め、同月中に様々なキャンペーンを実施している。今年は市民、企業、団体などに協力をお願いしてアルミ缶を集め、公園に一個一個並べてハートに向かって伸びる2本の手と、「ボラ友 2015」の文字を作った。
完成後、空き缶は市内の障害者施設に寄贈された。施設では空き缶をつぶして、アルミ材として売却するという。